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Segoviaでは日本語の道しるべ!! 〜 キャンパーヴァンで欧州一周(スペイン編)

次はSegoviaへ。使用されていない闘牛場の横の駐車場に車を停める。午後に到着。キャンピングカーが沢山駐車していて安心。数回警察の車が見回りに来るのも安心材料。

車での途中、遠い山々には上の方に雪が残っていて風情がある。


山の上には雪が


3月でも気温は20℃前後と嬉しい気候

3月中旬の気温は20℃前後。夜は清々しい。夏みたい。数日はこのような気候が続くが、その後10℃ぐらいにぐっと気温が下がり冬に戻る。

朝からSegoviaの街へ。なんと思った以上に大きな街で、どこかCordobaに似ていて観光客だらけ。びっくり。もちろん日本人には会わず、中国人のグループがどこでもウロウロしている。



どこも人だらけ


道路の案内板に日本語も、ヒョエエ!

面白いことに、道路の案内にスペイン語、英語、そしてなんと日本語が並んでいる。経済大国日本だった頃の名残り??高度成長期には日本人観光客が今の中国人みたいにいっぱい来たの??


ええええ、日本語が道しるべに


まず水道橋で写真撮影。その後城壁を少し歩く。そして大聖堂へ。4ユーロ(安い!)だったので中に入る。驚くほど良い所。それぞれの部屋がイスラムの影響を受けていて天井は他では見れないほど素敵。ただし、どこも金金キラキラ。タペストリーも多く、素晴らしい作品がずらり。


広場からの大聖堂
大聖堂の内部
金だらけでも美しい
輝く天井とタペストリー


アルカザル王宮は見る価値あり

その後アルカザル王宮へ。10ユーロ。なかなか良い感じ。丘の上なので景色も素晴らしい。152ステップもある塔にも登り超満足。なんと、ディズニーのお城はこの王宮を見本に造られたらしい。そう言われれば似てるかも。


王宮の正面
王宮内部
部屋の一つ
塔の上
塔の上から
王と王妃の椅子?


夕方、駐車場で我々の隣にスペイン人のゲイカップルが駐車。彼らのヴァンの中を見るとなんとも素敵なキッチン。「良いセンスですねえええ」って言ったら会話が開始。旦那と1時間近くスペイン語でお話し。私が楽しく理解できたのは、Minorcaという小島が美しいから是非行くと良いと英語で教えてくれた部分だけ。来年是非行ってみたい。


Segoviaの修道院は修復中で入れず、残念

午前中はSegoviaを再度散策。修道院がある川向こうへ。城壁の外側をゆっくり散歩。川沿いはとても綺麗で鳥の囀りも良い感じ。ところが、修道院に着くと修復中で公開されていなかった。ガックリ。観光客が数人、がっかりした顔で佇んでいる。


修復中の修道院


水曜日だけ入場無料の門と有名な詩人の家を見学、ラッキー

その後城壁の外側を歩き続ける。今度はPuerta de San Andresという門へ。この門はツーリストインフォで水曜日タダで上に登れると聞いて行ってみる。なかなか良い。景色がいいのと、門の中の展示もそれなりに。とにかく無料。門の上から王宮が見える。


Puerta de San Andres門


その後、水曜日は入場無料というCasa Museo de Antonio Machadoという有名な詩人の家を見学。この人を知らないが当時(1900年代前半)の現地の家の中が見れて満足。興味深い。


ダイニングルーム
キッチン
ミシンのある部屋


丘の上のHazaはたくさんの鷹がすぐそばを飛び夢のよう

ヴァンに戻り次の目的地Hazaへ。丘の上の小さい村。たった10人しか住んでいないという。車を街の入り口の駐車場に停める。他のキャンパーヴァンが2台。フランスとオランダから。

丘の上で目の前を鷹が5、6羽飛んでいる。強風の中すごい迫力。鷹ってかっこいい〜。


鷹がすぐそばに
岩場に鷹がたくさん


地元のレストランがポツリ、客は我々のみ

夕飯は地元のレストランへ。これが結構高いが美味しい。二人で全てシェア。サラダとチキンの揚げ物、ラムチョップ。デザートはチョコレートケーキ。全て美味しいが、60ユーロとやや高め。それでも経営は成り立つのか??夏場は観光客が多いらしい。

店主は若いルーマニア人でスペインにきて7年にして流暢なスペイン語を話す。凄い。旦那は地元の人と思ったらしい。


村の唯一のレストラン
人影が少ない村の一角

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