Kei

書きたいことを綴り、学びたいことを愉しむ。アラフォー男の令和徒然草。気ままに更新中。

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最近の記事

“まさか”のお正月

 本来ならば前回の記事の続きで、『可愛くてごめん』『ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~』について熱弁を振るう予定だったが、いつの間にか2023年が遠い彼方へ追いやられてしまい、戦意を喪失してしまったので、今回はギアチェンジの意を込めてお正月の話をしていきたい。  幼き頃からお正月と言えばおせち・お年玉・ぐうたらの三点セットであり、三が日はインフィニティ・ダラダラが可能な天上の聖域だった。ところが昨年、お正月に“まさかの事態”が発生し、人生で初めてダラダラを

    • 2023年流行歌アゲインⅠ〜最強で無敵のアイドルへ〜

       時が経つのは早いもので、今年もあと一週間となった。どんな一年だったかを振り返る際、肴となるのはやはり“流行歌”で、国民的ヒット曲が絶滅危惧種となり、音楽自体が無限消費財と化しても、産声を上げて間もないヒットチューンはいつの時代もかけがえのない友だ。  J-POP全盛時代を知る我々40代としては、「最近の曲なんて…」「もう若者についていけない」と思いたい気持ちもわからんでもないが、全世代縦断型のトレンドとなっていないだけで、クオリティはあの頃と遜色ない。  今回は後世に語

      • ラヴ・イズ・オーヴァーで笑うなんて

         日曜日の昼下がり、家で昼食を嗜んでいると、テレビから"国民的キンコンカン"が爽快に鳴り響き、全国各地から自慢の歌声が届いてくる。  軽快に踊りながら歌う人もいれば、人生に思いを馳せて歌い上げる人もいて、一度見始めるとつい見入ってしまうのだが、この番組で大笑いしたことは今までに一度もない。  「歌の上手さを競う番組なのに、何を言ってるんだ」と思う方もいるかもしれない。確かに笑おうと思ってNHKのど自慢を見る人はいないだろうし、つボイノリオ『金太の大冒険』がたとえ歌われたと

        • 30代からのドライブStyle

           週末の楽しみといえば何といってもドライブだ。土曜日は遠くのとこへ、日曜日はやや近場へ、お気に入りのBGMと共に我が愛車はどこまでも走り続けてゆく。おっと、BluetoothとWi-Fiテザリングでカーナビの情報感度を最強レベルに高めておくことも忘れずに。  本格的にドライブを楽しむようになったのは実は30代に入ってからだ。運転免許を取得したのは26歳なので、どちらかというと遅咲きの部類に入る。  都会で暮らしていると、そもそも自家用車の必要性を感じない。それに道もややこ

        “まさか”のお正月

          Kindleなき世界を君たちはどう生きるか

           どこかへ外出するとき、ショルダーバッグに必ず入れるものがある。それは……夢、と言いたいところだが、現実には財布・スマホ・Kindleだ。  財布を無くすと大変なことになるのは説明不要で、スマホも「スマホを落としただけなのに」状態と化すので、もしバッグから見つからなければポーカーフェイスな小生でも滝のような汗が顔に滲み出るだろう。  そして、Kindle。言わずと知れたAmazonの電子書籍リーダーだ。「先生」という敬称を付けても良いくらい、今の小生にとっては欠かすことの

          Kindleなき世界を君たちはどう生きるか

          夏の日の2023

           夏はまた来るかもしれないが、「今年」の夏は二度と戻ってこない--classの名曲『夏の日の1993』は、学校では教えてくれない無情なる事実を"タブクリア"のように鋭利に突き付けていく。  『♪1993 恋をした oh 君に夢中 普通の女と思っていたけど~』  1993というキラーフレーズのプレミア感がいつ聞いてもたまらない。小生にとって1993の夏は台風の思い出しかなく、そもそもまだ異性を女と認識できていない年頃なので、今聞いても別にリアリティは何もないのだが、1983

          夏の日の2023

          BOOKS! ~今夜も魅力が止まらないノンフィクション編~

           小生の趣味をランキング化すると、不動の一位に輝くのは今も昔もやはり読書だ。学術本からバカ本まで、純文学からエロ本まで、何でもござれで活字を吸収しているが、ちとアウトプットが足りてやしないかい?居酒屋で軟骨の唐揚げを箸で摘まみながら、ビブリオバトルしたいんじゃないかい?  そこで今回は、近年刊行されたノンフィクション本を中心に、みなさまにもぜひ読んでほしい本たちをサクッと紹介していくこととしたい。  まずはこの一冊。 『2008年6月、太平洋上で漁船が突如として沈没し、

          BOOKS! ~今夜も魅力が止まらないノンフィクション編~

          我が青春のJ-POPプレイリスト②~カセット、MD、そしてサブスク~

           プレイリスト作りに必要なのは、何と言っても音源だ。どうせ聞くならば、AMラジオからカセットテープへ落とした“ロックアイス〆”のような生温い音源ではなく、“漁港直送“の如く最高鮮度を保った音源を望みたい。  J-POP全盛期('90年代後半)、10代が入手可能な最高鮮度の音源は紛れもなくCDだった。ただ、プレイリストとして聞くためには曲順編集の過程を経ねばならず、CD(CD-R)がその役割を果たすのはほんの少し後の時代となる。  では当時、一体どんな媒体で流行曲を追ってい

          我が青春のJ-POPプレイリスト②~カセット、MD、そしてサブスク~

          なんなの、愛って。なんなの、働くって。

             こどもちゃれんじを0歳3か月から受講している「あたち」は、○×※△!な言葉を発しているときから、絵本に親しんできた。  あれから4年。今では、すっかり絵本の虜になり……と書きたいところだが、そうは問屋が卸さない。絵本には一切興味を示さなくなった代わりに、パズルや数字が何よりも得意になり、小生よりも高速でプリキュアのジグソーパズルを仕上げていく。  ブラック企業の営業部長なのかと思うほど、とにかく数字が大好きな「あたち」が、数日前、最近にしては珍しく絵本をねだってき

          なんなの、愛って。なんなの、働くって。

          LOVE IS ALL MUSIC

           ひんやりとした暗闇の中、自宅周辺をウォーキングしていると、ふと頭の中に思い浮かんだ懐かしい曲があった。  小室哲哉は自分にとって間違いなくHeroだ。坂本龍一は「(小室哲哉の音楽は)日本人の耳を教育した」とかつてTV番組で話していたが、私だってJ-POP全盛期に浴びるようにTK musicを聞き込んだせいか、徹底的に教育されている。ドライなのに涙腺を締め上げて「くっつく」感覚を音楽で表現できるのは、後にも先にも小室哲哉しかいない。  1996年、音楽番組で“Hero小室

          LOVE IS ALL MUSIC

          40歳になったら 40歳になったら 友達何人できるかな

           今からちょうど10年前、あれは30歳の夏。当時住んでいた家の近所にすた丼屋の店がオープンした。すた丼とは、豚肉をにんにく醤油で炒めて、さらに生卵をピットインするというB級グルメ界隈の豪華絢爛メニューであり、単品で1,000kcalを超える本邦有数のハイカロリーメニューでもある。  胸躍らせて入店し、当然の如くすた丼を注文したときは、「飯増しにしとけばよかった…」と後悔したほどだが、着丼して米粒を胃に流し込んでいると、ある異変に気付いた。  完食ができない…!!  今ま

          40歳になったら 40歳になったら 友達何人できるかな

          我が青春のJ-POPプレイリスト①~禁断のプロジェクト開始~

           「アフターファイブをどのように過ごすか」という命題に令和浪漫を享受する現代人諸君(imagine all the peoples!!)は何と答えるだろうか。参考資料として小生の生々しいア○ター○ァ○ブを曝け出すと、夕食後に「あたち」とのパズル対決、「あたち」との新日本プロレス、「あたち」vs宇宙人…DS隆盛期ならば『あたち漬け』としてゲーム化されてもおかしくないほど、「あたち」との時間が大半を占めている。  「あたち」が夢の世界へ遊びに行くと、小生のゴールデンタイムの汽笛

          我が青春のJ-POPプレイリスト①~禁断のプロジェクト開始~

          2023年・引越しの春~「西」から「東」へ~

           3歳の頃、人生最初の引越しをした。当時の記憶は全くと言って良いほどなく、その後の人生にどのような影響を及ぼしたかを定量分析することはできないが、大学入学と同時に一人暮らしをするまで引越しとは無縁だったため、少年時代に引越しについて思いを巡らせたことは特段なかった。  社会人になってから、割とハイペースで引越しをすることとなり、今春は2年間過ごした街に別れを告げることになった。今度の引越し先は久々の「東」であり、テレビをONすると日テレやフジテレビの番組が映し出される。小生

          2023年・引越しの春~「西」から「東」へ~

          2年振りの足跡

           年を重ねる毎に「一年が過ぎていくのは早い」と昔から言われ続けているが、前回「STAY HOMEの娯楽たち」を書いてから早2年が経つなんて!  「ぁぁぁぁ!!」「ヲヲヲヲヲ!!!」「waaaaaaaaaa!!!!!」と心の中で叫ぶも時すでに遅し。気が付けば道行く人々から徐々にマスクが剥がされ、STAY HOMEは「モチのロン」「余裕のヨッチャン」レベルの死語と化していた。GWで熱気に包まれるディズニーランドの真ん中でSTAY HOMEを叫んだら、今なら通報されてしまうのだろ

          2年振りの足跡

          STAY HOMEの娯楽たち

           昨年に引き続きSTAY HOMEなGW。今住んでいる市内から一歩たりとも越境しなかったストイックな小生は、フォトグラフィーな想い出を作る機会に恵まれず、怠惰に身を預ける日々を過ごしていた。西松屋をディズニーランド、近所のスーパーをフードフェスと捉えたらH2O並に'想い出がいっぱい'作れたが。  人生なんて考え方一つでどこまでも楽しむことができるはず。新生活が始まって最も注力したのが「シームレスでエンタメを楽しめる環境作り」だ。糊代にマイエンタメ汁を塗りたくれば、たとえ世の

          STAY HOMEの娯楽たち

          近所のスーパーマーケット論

           ついにギガホが力尽きてしまった。利用可能データ量は60GBもあり、それこそ防災用保存水60個以上に匹敵するほどの量だったはずだが、4K動画艦隊の総攻撃に遭い、あえなく撃沈してしまった。だが、容量超過後の速度制限は1Mbpsに緩和されており(通常は128kbps)、ストレスをほぼ感じることなく、普段と変わりないネットサーフィンを楽しめている。光回線開通日はケチったのに、データ量はケチらなかった自分に乾杯。  閑話休題、引越プロジェクトを開始するにあたり、まず取り組まなければ

          近所のスーパーマーケット論