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【ばあばのさりげない日々】ゆったりと散歩🚶‍♀️冬の実りの多い街

最近あまり歩いていなかったので、いつものウォーキングコースとちがった道を歩くことにした。
師走らしく空気がひんやりとして、冷たい風がほほをなでる。
晴れているからと油断していると、心のすき間も通り抜けて行くようだ。
山を背景にする住宅街は閑静で、花や樹木を上手に育てている家が多い。

#この街がすき

師走というのにこの実り

鳥たちには恵みの果実だろう

家と家の間の道の奥が、小高い丘になっていて、柿の木が自生している。
山柿かな?と思いながら見上げていると、鳥が訪れては飛び去って行く。
実りは秋と思いきや、冬の実りは一層あざやかで、雄々しく見えた。

空をバックに頭上のキーウィフルーツ

少し歩いて見つけたのは、たわわに実るキーウィフルーツ。
この時期の果物だったんだ~?!
好きな果物のひとつなのに、頭上に鈴なりの実をみつけて、今更に感心した。
輸入品ばかり食しているので、実りの時期が分からない。
致し方なしと一人納得して、歩を進めた。

柑橘類の季節

住宅のさくを乗り越えて実っているのは文旦かな?
八朔?伊予柑?見分けがつかない

冬といえば、やはり柑橘類の季節だろう。
色鮮やかに実ったみかんは、とる人もなく静かに熟すのを待っているよう。
手をかけなくても、果実はこんなにも美しく、育つものなのなんだ。

住宅街とはいえ、この辺りは自然が多く、自生している果物が多い。
もとは誰かが植えて、放置したのかも知れないが、良く育っている。

花咲く道も嬉し

「つわぶき」の群生を見た

あちこちで見かけるのは、黄色い花を咲かせる「つわぶき」だ。
つわぶきといえば、煮物やつくだ煮など、鉢に持った姿を思い浮かべてしまうのは、食いしん坊のさだめなのか。
近ごろ作らなくなったな~と、その味を口に思い出しながら歩いた。

それにしても、月日のたつのは実にはやい。
長すぎる夏、短すぎる秋をくやんでいる間に、季節は冬色をまとっている。
思いもよらず現れた、あでやかな花の色に気持ちは少しぬくもった。

「皇帝ダリア」の花の色は幸せの色

♬最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^^♪

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