見出し画像

体調に関する英語表現

「具合が悪いんです」と言わなくてはならないとき

体調についてコミュニケーションしなくてはならないというのは、殆どの場合は「良くない」ときです。元気でいるのが一番ですが、体調が悪いときには仕事を休んだりスケジュールを変更してもらったりと、自分の体調が良くないことを伝える必要が出てきます。

そんなときによく使う表現が、"I am not feeling well"です。"not feeling well"(気分が良くない)ということで、「体調が優れない」「気分が悪い」ということですね。体調が良くないというと"sick"(病気)という言葉を使いたくなりますが、日本語でも、いきなり「病気です!」と言うよりは、「体調不良」とか「具合が悪い」という言い方をしますよね。そのニュアンスに近いのが、"I am not feeling well"です。

「体調が優れない」と言いたいときに、“sick”という言葉を使うことももちろんあります。状態としては、病名がつくような重い病気ではなく(病名がつくとしても「風邪」くらい?)、「体調は悪いけれど、休んでいれば治る」くらいのときに使われる表現です。(私の個人的な感覚です)
 欠席した翌日に、「昨日いなかったよね?」と聞かれて、“I was sick in bed yesterday.”(昨日は具合が悪くて寝てました)というような会話をときどき耳にします。

“sick”より深刻な場合は、“ill"を使います。これも私の個人的な感覚ですが、”ill”は、自宅で寝ていれば治るような状態というよりは、病院で診断をしてもらい病名がつくようなときに使われることが多いようです。

感情表現にも使われる

"sick"や"ill"は感情表現にも使われることがあります。自分が到底受け入れられない状況や人のことを表す時、「気持ち悪い!」というニュアンスを伴って使います。例えば、誰かの人格や行動を指して”He is sick”と言うときは、「彼は体調が悪い」ということではなく、その人が「病的」であるというような嫌悪する気持ちを表しています。人や状況について"sick"や"ill"を使うのは、かなり強いニュアンスです。冗談で言うこともありますが、言葉の表現としては強烈なので使う際には充分にお気をつけください(笑)。

Voicyでも同じテーマでお話ししています






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?