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お一人様

『平等に与えられてる時間には限りあること知る神無月』


吉祥寺へ
何年振りに行くだろう。
高校生の時、姉が住んでいたので行った記憶がある。
ということは、30年以上前のことだ。
街は変わっているだろうか?
姉の住んでいたアパートはとても古くて、昭和の木造2階建だった。
もう、ないだろうなぁ。場所も覚えていない。

吉祥寺へ、テレサさんのお母様の刺繍展を見にいく。
(刺繍展の記事は後日書きます)
前回は行けなかったので、今回は何がなんでも行くぞ!と決めてから、父に宣言し、
昨日は一日中、今日の分の食事を作り、全て冷蔵庫に入れてきた。

一人で出かけられる時間があることが、とてもうれしい。

時間は、誰にも等しく与えられているもの。
だけど、なんでこんなに私の時間は足りないのだろう。
やりたいことはたくさんある。
体は一つしかなくて、食べたり寝たり、休まなくてはならない。

20代の頃、睡眠時間も食べる時間も惜しくて、たくさん動いていたら栄養失調で倒れた。
「食べずに寝ずに生きることは出来ない」
とわかってから、食にきちんと向き合う様になった。
最近は、「生きるために食べるのか」
    「食べるために生きるのか」
どちらだろうかと思ってしまうほど、畑や台所での時間が多くなっている。

そろそろ手抜きしないと、体がもたないなぁ。と感じ始めている。

こうして一人で出かけると、
「あぁ、自分のために生きている」
と感じる。

昼食、どこで何を食べようかな?

今日は「楽しむために食べる」ことにしよう。

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