自分の感情を認める
先月 ♯平本式 の瞑想2日間集中セミナーというものを受けました。
瞑想に興味を持ったのは十代後半。
「悟り」とはなんぞや?という疑問からでした。
それは、自分の中にあった劣等感、無価値観に苛まされていたことから、どうやったらこの苦しみから逃れられるのか、を思考していたからでした。
悟りを得るには瞑想しかない。と禅寺にいったこともありました。
その時は何もわからず、ただ、私は苦しみの中にいる、ということがわかったような気がします。。
何度もやっては挫折していた瞑想ですが、最近は無我の境地(のようなもの)を一瞬自分が消える感覚など、新しい体感、経験を得て、ちょっと興奮しています。瞑想して興奮とは、笑えますが。
瞑想で得られるもの一つに、「self awareness」があります。
自分に気が付く、ということです、
自分の呼吸、身体に意識を向けると、思考がとまります。
思考が止まらないとき、
あ、自分はこんな思考をしているな、と気が付くことができます。
瞑想するとより感覚が優れ、直観が働くとも言われていますが、
私は瞑想すると、どんなに込んだ駐車場でもパッとスポットが見つかったり、渋滞になる時も一番よく進む列に入っていたりします。
自分に敏感になる、といっても過言ではなく、自分の感情にも気が付きやすくなります。
抑圧していた怒り、悲しみなどに気が付くこともあります。
そんな時は自分の感情を受け入れて認めます。例えば
ああ、あの人にこんな風に怒っていたんだな。私は大事にされてないと思えて悲しかったな。
怒ってない!と言いながら怒ってる人、見かけたことありませんか?
死にそうに悲しいのに、その気持ちを感じ続けるのが嫌で無理やり蓋をしてから元気出してる痛々しい人とか、なんか辛そうって気がついちゃいますよね。
いわゆる負の感情は持ちたくない、かもしれませんが
負の感情はある、わけですから「ない」ことにした時点でひずみが生じます。
泣いたり、怒ったりしているところを、他人の前にさらけ出せと言っているわけではありません。
そんな感情を自分は持っていたな、と認めてあげる。泣く、怒るということを体で感じて解放することで、その感情は解放できていくと思います。
そこは我慢をしなくていいのです。
若い頃、泣くだけ泣いてすっきりした、なんて失恋したことありませんか?
自分の気持ちを消化【昇華】させると、次のステップに進みやすくなります。
話は瞑想とそれましたが、そんなわけで、何かと恩恵がある瞑想。
お勧めです。
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