4月25日、オーストラリアは
ANZAC DAYという祝日。
私たちが29年前に日本の神社で
結婚式を上げた日です。

出会って33年が過ぎ、
一緒に住み始めて30年が過ぎ
式を挙げて29年。
実際日本で戸籍を変えたのは
確か5月だったと思います。

国際結婚は離婚率が高いと言いますが
それぞれのバックグラウンド、
常識が違うので、
価値観が違う、というのは大きいと思います。
違って当たりまえということを
踏まえていないと亀裂は生じやすくなるでしょう。

日本人同士の離婚の会見でもよく聞くのは

価値観の違い

でも、価値観は違って当たり前なんです
同じ価値観の部分もあるし、
違う部分もある。

同じところは安心するし、
違うところは尊重する。
そして自分の価値観も大事で
相手にも尊重してもらう。

子育てのこと、お金のこと、
教育のこと、育つ環境が違えば
培った価値観も違って当たりまえ。
相手が間違っていて、自分が正しい！をすると
私が正しいの押し問答となり、
お互い嫌な思いをします。
否定される、のは決していい気持ちではありません。

ところで、相手は本当に否定をしているのか？
をちゃんと見極めていますか？

結婚に限らず、自分が否定された！
と受け取って怒りがでたり、モヤっとしたり
イラっとした時、
相手は事実を述べているのか？？
自分の考えを述べているだけなのか？
あなたを否定したり、
あなたの人格を攻撃してきたのか？
ちゃんと見極める必要があります。

それは自分自身を否定ばかりしている人は
相手の言葉を自分は否定された！
と取りやすい傾向があるからです。

私はいつもこれをやって、
旦那に、
君を否定していないでしょ？
冷静に話を聞いて。
とそのたびに諭されてきました。
私の劣等感が刺激されると
攻撃という暴挙にでる。
それが私の癖でした。
（よく我慢してくれたものです。感謝💛）
私の場合の長続きする結婚で大事だったのは
国際結婚だからこそ、違いを認め合い
尊重しあうという姿勢に付け加え、
劣等感を克服する。
ということでした。
もちろんお互いを思いやるということも。

私たちは大きなキングサイズのベッドで寝ていますが
今でも寄り添って寝ています。
私の足が冷たいと自分の足で温めてくれるし
パジャマの袖がめくれあがっていると直してくれてます。
基本的にやさしいなあと思います。

子供たちが一番になりがちな生活も、
夫婦があってこその家族だから
夫婦関係をおろそかにする、
ということはあり得ない。
という、夫の考えにも同意してきました。

子供のためだけに走りがちだった私を
How about me？
じゃ、僕は？といつも聞いてきました。
それに慣れるまでは、
なんだかな～と思ってましたが（笑）
私のあたりまえを押し付けないことが大事と思い
話し合いを重ねてきましたし、
今でも話し合いをします。

良かれと思って、とか
察してよ。とか、
コミュニケーションを図らず
一方的な自分の思考で
彼の考えを推し量ると
ずれが生じましたから。

一言で長続きのコツは？
と聞かれれると、
思いやりとコミュニケーション
お互いをわかろうとする努力
と答えていますが、
（一言じゃないじゃん？）
もう一つ、忘れていけないのは
Patience！
そう、我慢！です（笑）
でも、我慢してばっかり、は危険！
しかも、「私さえ我慢すればいい」
という思考は何事においても危険です。
そんな危険な時期を超えて
30年目に突入です（＾＾）

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