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地域とプロスポーツチームの構造

本日学会発表でした。
タイトルは、
「プロスポーツチームにおける地域とチームの成長の構造~川崎フロンターレにおけるチームアイデンティフィケーションの事例研究~」
です。

日本マーケティング学会カンファレンス2021
http://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=290

研究途中の発表につき、論文としては完璧ではありません(限界だらけ汗)。が、方向として発表できたことは意味があったと思っています。

川崎フロンターレ、知れば知るほど、面白いチームです。奇しくも今日、Jリーグはホームタウン制を撤廃か⁈なんていう記事がでました(すぐに撤廃ではないと訂正が入りました)が、Jリーグは地域密着を掲げており、この方向は変わらないようです。

フロンターレは、「市民・地域に愛され、親しまれ、誇りとなるクラブ」というビジョンを掲げています。「強いクラブ」になろうとしているのではないんですよね。フロンターレが地域愛着を前面に出し、地域と一緒に活動をしてきたことで、川崎のアイデンティティはフロンターレを中心に統一され、地域の地域愛着、シビックプライドが高まりました。地域活性の中心にプロスポーツチームがいた、とても興味深い事例だと思っています。

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J2やJ3,JFLのチームは、地域と一緒にやっていくことが求められていると思いますので、フロンターレの事例は参考になるはずですし、プロスポーツ化して間もないリーグ、これからできる新しいリーグにも参考になると思っています。
詳しくは、カンファレンスの発表スライドを⇧アップしましたので、参考にしてください。学会のページには、そのうちフルペーパーも公開されることと思います。

今回はまだ研究途中の発表で、この続き(ファン側の研究)は、明海大学経済学部紀要に投稿しています。あと1~2か月で発行されると思いますので、またご報告させて頂きますー

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