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田中圭の「スジナシ」

スジナシってご存知ですか?
笑福亭鶴瓶師匠が20年以上されている、台本のない即興芝居のことなんです。
今回私が好きな田中圭くんが久々登場!!

ということで行ってきました!!北千住へ!!
いや、初北千住!

前に出た時は大竹しのぶさんと圭くんしかとってない「放送文化基金賞番組部門テレビエンターテインメント番組優秀賞」を受賞したんですよね!
まだ若い20代で!しのぶさんと並ぶのスゴッ!
それを今の圭くんがやったらどうなるのか?
否が応でも期待高まる!!ドッキドキ!!

で、始まったよね。白シャツで登場!
うひゃーカッコイイ!ってなるよね。

でもって衣装選びで選んだ衣装は上下黒で腰に緑のエプロン!!
うひょー、なにこの白黒ギャップ萌え!!

昔と違って、立ち位置はお電話繋がった方が決め、SE(音響)は会場内の方が担当
テレビで観られた方はこのお電話部分がないとあの秀逸な締めがわからないだろうなぁ、と。

お電話の方、猫を飼われてて、そのお名前がく〇まめ、途中でお姉さんの声も聞こえて演者たちにツッコまれる、という流れがあったのよねー。

本番はほんと面白かった!SEについては人それぞれの反応があるから省くけど。
とりあえずお芝居中は電話と「キャーー」という悲鳴が多用されるの。

以降説明上、師匠と役者として田中圭、と記載。

で、本番。設定は花屋さん。
だから田中圭はどうとでもなるようシンプルな衣装をチョイス。

師匠は工事現場の方の設定で登場。田中圭がお花屋さん
しょっぱなから花いらないって師匠が言うから、それじゃマズいと花屋さんに戻そうとする田中圭。
次の現場へ行こうとバス待ちの師匠に対し、仕事が取れる花があると言う田中圭。
その名も「シゴトレルー」。
カフェも併設してるお花屋さん。そこで540円のコーヒーも高いと感じる師匠に、この花いくら?と聞かれ、8万円と答える田中圭w

予算が2,000円と聞くや、1番上のお花ひとつが2,000円分だとwww
この辺のやりとりが秀逸w
お花を手にした時に浮かんだ名前、「シゴトレルー」。
仕事取れるからのシゴトレルー。
「と」を重ねないところに田中圭らしい遊びゴコロとセンスを感じるよね。

シゴトレルー出しちゃったから、師匠にこの花は?この花は?と聞かれる田中圭。
その度に「ピスタチオモドキ」「ナガネギノシタノホウ」と答える田中圭。
後者はカラーなんだけど、本当に長ネギの下の方にそっくり!!!
ってか、もうそれはナガネギ!!www
シゴトレルーとピスタチオモドキはなんのお花か難しかったけど、その後私は久々ピスタチオクリーム買ってパンにつけて食べたよね。おーいし!

その後師匠が誰かって話になると、
師匠『国のもんです!』
圭『それは違う!!』
と、まっこうから否定。
いやいや。なにをもって違う、とwww
いやいや。国のもんってなんやねん、とwww
どっちもツッコミ甲斐がある!!!
即興中に師匠、国交省が出てこなかったんだってw

話が2転3転して、花屋の裏でケシの花栽培してると言い出す師匠。
この段階では師匠は刑事になってて、田中圭は急に雄たけびあげて悪人面に!!
この表情に刮目したよね!!
お芝居が切り替わった!
表情が、表現がスッと。
違うスイッチを押した田中圭
最初人が良い顔してたやん!なに急な悪圭!好き!!

これまでもところどころ「キャーーー」って悲鳴。
これを活かさない手はないと。
刑事の師匠に対して、「人質がどうなってもいいのか?」と聞く田中圭。
あの悲鳴が人質に化けて思わず笑いをこらえる師匠。
しかもよくよく聞けば、く〇まめが人質を見ている(監視している)、とwww
猫が人質の見張り番!!!
いや、面白すぎでしょwww

で、刑事で終わるかと思ったら、田中圭、急にぽっかーん顔。
おいおいどした?と師匠パニック!!w
俺は何にさせられるんだ?!とパニック!!www
何しろ前回、父息子の関係で、見事に女装癖のある父に話持っていかれたからね。
警戒するよね、師匠www
観客も固唾を飲んでいると、はふはふしながら
『やまさんじゃないですか』
と、田中圭。

私の世代、やまさんといえば小さい頃に観ていた『太陽にほえろ!』だから、いやそれ刑事だけどw
でもとある理由でやまさん言ってくれたの嬉しかったりして。
しかも、どうやら『あこがれのやまさん』だから!

どうやら師匠は刑事でもなく出所したてのやまさんで、警察が逮捕しにくると情報が入って逃がしに来た、と。
ここでも3年で出てきた師匠に対し、田中圭「あんな酷いことしといて?」と言うんだけど、師匠速攻却下www同じ轍は踏まない師匠www
いや、観客どんな刑事罰だったか聞きたかったぞwww

で、さっきの猫と悲鳴はなんだ?と師匠に問いただされた答えが、「く〇まめとお姉ちゃん」って。

最初のお電話の方で締めて見事に伏線回収
収録時間およそ22分。

ここからはいつも呼びで「圭くん」。
圭くんの即興を観るのは『田中圭24時間TV』で吉田羊さんとやったの以来だけど、やっぱり頭の回転がものすごく速い!
22分の即興劇で地球100日くらい経ってるんじゃない?ってくらい。

本当はこの後1時間くらいプレビューしながら師匠と圭くんがお芝居振り返るってのがあるんだけど、なぜかTVではざっくりカット!
これはもうDVD発売されるよね?と期待をこめてタナカー(ファンの総称)は行く末を見守ってる。

やっぱり推しの話も書いておかないと、と思って書いちゃった。

でもでも『スジナシ』はいろんな俳優さんが出演される歴史のある即興劇。
このダラダラと書いた話で少しでも師匠のお役に立てたらいいな、という思いもあったりなかったりあったりwww

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