天然酵母にパワーを貰う
おはようございます。
今日も食日記をご覧いただきありがとうございます。
春の陽気が続き、パン日和の毎日に終わりが来なければと切に願っている今日この頃です。きっとすぐ猛暑がやってくるんだろうなぁ。
私事ですが、今日24歳を迎えました。
まだまだ若いと周りの大人たちには言われますが、大人から見たら、ね。と思いつつ、いや若いんだぞ!と。
好きなことをどんどんやっていきたいです。
今年もとにかく食にこだわる一年に。
そんな今日はやっと見つけたパン屋のお話。
パン屋に行く。これが十分に一日の目的になるんだから、パン屋さんには敬意を表し通いたいと思う。
今日の食日記
旅の目的は食に限る。
毎日の目的も食に限る。
それは僕にとって人生そのものといっても過言ではないし、食べることは生きることで良かったなぁとさえ思う。
つまり、人は食べなければ生きていけない、この事実に大いに感謝しているということだ。
これが食べたい!!は立派な目的地となる。
2月末に引っ越して、新しい地。
どうやら近くに天然酵母のパン屋があるらしい。
ふとインスタグラムのハッシュタグ検索で、クープの大きいカンパーニュを見た時、なんとなく天然酵母の力を見た気がした。
これは、運命なのか、と疑いようもなく、目指した先は、道のわき、本来見つけやすいための看板が非常に見つけにくいから、これまた貴重な出会いなんだなと実感。
お店をやる人にはいろんなもいがある。
正解なんて一つじゃなく、大袈裟なしにすべてが正解なんだと思う。
地域のためにお店を開く人もいれば、焼きたいときに焼きお店を開けたいときに開けるなんて店もある。
我々消費者は、ただその人々に感謝の念を忘れずに頂くことをすればよいのだ。
今日のお店
そこは、栃木黒磯駅のすぐの道のわき。
車でなんて、間違いなく素通りしてしまうし、歩いていたとて周囲に目を配らせていなければ見つけることができないお店。
沖縄の石垣島を思わせるそのお店は、凛として静かで、青空が似合うお店。
誰がどうやってみつけるんだと正直思ってしまうのだが、それでこそこのお店が美味しい裏付けで。
簡単に素通りされるこの場所で、ちょうど10年の歳月を迎えられたのだから、パワーが半端ではないのだ。
天然酵母のパン屋、RAKUDAださん。
週2~3日、13:00~17:00という伝説級なお店を見つけられた僕は、このお店に呼ばれたんだと思い込んでも仕方がない。
ショーケースも並ぶ目の前の一区画。
店主の女性お一人と常に会話が弾み、対面からは暖かさ優しさだけでたちまち僕を包み込んでくれるのだ。
そこに天然酵母という強いこだわり。
間違いなく誇りなのだろうと。
ラインナップも自信作のみ。
素朴な焼き上がりに派手さは無く、とてつもなく何もない日常にリンクしているから、素朴さがそのまま安心感になっているのだ。
その会話、その時間、次またいつ会えるか分からないこのお店に、おおきな信頼を寄せられたことが、ここに越してきた財産だと思う。
天然酵母、パワーが違うんだから。
ふすまパンに、かのこドーナツ、イングリッシュマフィンがそろい踏み。
10周年にと激渋なマッチを頂いて、そのノスタルジックさに懐かしさを覚えた。
天然酵母、酸味の発酵力が力強さとなったふすまパンは、さすがのシグネチャー。酵母の力を頂ける、素朴で緻密な美味しさが詰まっている。
かのこドーナツのこれまた素朴さよ、、、
外はカリっと揚げたてで、唇に最初に触れるきな粉がまた優しい。
もちっと弾力の先に、しっとり甘いあんこが巻き込まれているではないか、、、
シュワっと口に空気が抜けて、弾力が際立つ食べ心地抜群のドーナツでした。
このお店にわざわざ行く、酵母を頂く、それらすべてのこの経験が、人生の目的になっていくんだと思う。
まずは感謝だ。
美味しいひと時に、ごちそうさまでした。
では、また次回。
今日のお店:RAKUDA(栃木県那須塩原市本町2-11)
*Instagramでは暮らしにある食をすきなだけ発信しています*
暮らしのヒントになれば、と。
リンク→ https://www.instagram.com/kei_fooddiary/
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