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なやんでるひまに、ひとつでもやりなよ

こんにちは、クロちゃんからバトンパスされました、3年の安倍立矩(アベリク)です。

本名もあだ名も「あべりく」なので、先日主務のこうさんに「本名で呼ぶときってどう呼べばいいの?」とご質問をいただきました。あだ名で呼ぶときは、全部の音を同じ音程で一気に読み上げ、本名で呼ぶときは苗字と名前の間を一拍あけて読むとそれっぽくなると思います。どうでもいいですね。失礼いたしました。

さて、自分もついに3年生になりまして、矢上キャンパス(通称:監獄)に収監される次第になりました。去年まではスッカスカだった時間割も、今年は満員電車のようにぎっちぎちに詰まっています。。

そこで今回は囚人生活の一部を皆様にご覧いただければと思います(笑)。

限界応化生の一日

ここで自分の中で一番バタバタしている火曜日のスケジュールを示します。

火曜日のスケジュール

いやあ、こうやってまとめてみると改めてしんどいっすね(笑)。しかもこのレポートというのがなかなかの曲者で平気で半日くらいかかるものもある上に、3年生からは木曜日にも実験があるので、土日もレポート作成に消費してしまうことも多々あります。予習もしなきゃ怒られちゃうので、これまた大変。

「これだけやることあって、ちゃんと部活やれてる?」とよく聞かれますが、今のところ何とかこなせています。捌いているという方が表現としては近いでしょうか(笑)。

今の自分がこれだけ「勉強」と「箱根駅伝を目指すこと」を両立しているのは、ある行動理念が核にあるからだと思います。今日はこれをご紹介できればと思います。

「悩む」ことのデメリット

突然ですが、皆さんこんなこと思ったことはないですか。

「やる気が出たらやろう」
「今日は疲れてるし、明日やろう」

このようにタスクを先延ばしして、締め切りギリギリになって焦りだす。誰しも一回はこのような体験があると思います。自分も高校生の時は部活に一所懸命になりすぎて、勉強を後回しにし、テスト前に泣く泣く夜まで試験勉強をした経験が多々あります(笑)。

ではなぜ「やる気」が起きないのでしょうか。

自分は「やる気」なんてものはそもそも存在していないと思います。なぜなら、人は何もしないと「やらない理由」を頭の中で考えてしまうからです。

「締め切りは1週間後だから今日やらなくても大丈夫、間に合う」
「集中力がない状態でやっても効率悪いから今はやらない」

こんな思考が人間の「やる気」を削いでしまっていると大学生になって気づきました。換言すれば、「やる気」なんてものは待っているだけではやってこないということです。

一見突飛な結論に見えるかもしれませんが、実は東京大学の池谷教授が「やる気」に関する研究論文を出していまして、脳科学的にも行動を起こすことにより「やる気」が出てくるという結果を発表しています(淡蒼球の刺激や側坐核の自己興奮などが要因になっていますが細かい説明は割愛)。

まずはやってみる

というわけで、重要になってくることは「まずはやってみる」の精神だということです。自分は大学生になってから、この精神のもと行動するようになりました。これによって得られたメリットは3点あります。

1つ目は後悔が少なくなったことです。以前は「あの時やっておけばよかった」なんて後悔をたくさんしたものですが、最初に行動に移すことで自責の念に駆られることはあまりなくなりました。

2つ目は失敗を得られることです。行動を起こさないことには、それが成功かは誰にもわかりません。行動を起こして失敗した時、「元のやり方が正しいのかな?」とか「もっと違うやり方があるのかも?」と次の行動への手がかりを得ることができました。これによって、自分に一番合っているやり方を模索する機会ができました。

3つ目はエネルギー消費が少ないことです。先ほども言及した通り、人間何もしていないときは余計な思考をしてしまって、エネルギーを消費するとともにストレスとして蓄積していきます。やるべきことに対するハードルが上がってしまう前に物事を始めてしまうことでこれを解消できます。嘘だと思う方ぜひお試しください(笑)。

この精神は普段の生活だけでなく、競技生活にも精通しています。

まずはやってみる

これだけ聞くと脳死で陸上競技に取り組んでいると言っているように捉えられてしまうかもしれませんが、そういう意味ではありません。

むしろ、やらなきゃと思って頭を抱えることにエネルギーを使わないで、フォーム研究やピーキングなど「考えて陸上競技をする」ことに頭を使いたいということです。人間、使える時間もエネルギーも限りがあります。それを最大限有効に使いたい、こういう思いで今は陸上と向き合っています。

俺には時間が無いんだ

先日六大学、関東インカレと部の中で「公式戦」と位置付けられている大切な大会に、部の代表として5000 mに出場させていただきました。結果として、

六大学    14:09.77 12人中10位
関東インカレ 14:40.86 36人中30位

でした。改めて他大学のエースの強さ、そして自分の選手としての弱さを痛感するレースになりました。この度は本当にたくさんの応援をありがとうございました。

正直、3月の一時離脱を除いては順調に練習していた中でのこの結果だったので、レースが終わった後は意気消沈しました。それこそ、他ブロックの同期は表彰台に上がったり、PBを出していたりと活躍していた一方で、自分は結果を出せなかったこと、スタートラインに立つのに送り出してくれたチームメイト、サポートの人たちには申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

でも、自分が今するべきは「絶望」ではないと思います。去年の箱根駅伝予選会は26位という順位でフィニッシュしました。念願の「箱根駅伝出場」を果たすためには上位にいる16チームを追い抜かなければなりません。ここで「絶望」することに時間を使っていては、どんどん他大学と差を広げてしまいます。

今するべきことは、自分の弱さを受け止め、一つ一つ課題をクリアしていくこと。地道でしんどい方法かもしれませんが、自分たちが最後に笑うために、すぐに行動に移し、結果を出します。必ず。

箱根駅伝予選会まであと126日。残された短い時間を全力で駆け抜けていく所存です。応援のほどよろしくお願いいたします。

関東インカレでの1枚

次は尼子です。3年生になってから三田キャンパスへの通学となり、忙しさに一段とギアがかかっています。そんな中でも、TOEICの勉強やテストセンターの勉強なども両立している影の努力家です。ほんまにすごいっす。
お互い大変だけど、がんばって乗り越えような。それじゃあよろしく!
(P.S. ホーム画面の新作待ってます)

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