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こんにちは!
上田から引き継ぎました1年佐藤瑞です。紹介にもあったように今はなんとかポイントをこなすことができるくらいまで怪我の程度が回復し、春先に向けてこれから徐々にジョグ量も増やしていきたいなと考えております。

昨年初めてこのnoteを書かせていただいた際に怪我なんて気にせず突っ走るなんて調子のいいことを言っていたのですがまさかまさかの身体のどこにも不調なく走ることができたのは6月半ばまで、その後は何かしらの痛みと闘いながら走るなり、トレーニングに励んだりと思うがまま自由に練習を積むことはできず非常に苦しいシーズンとなりました。自分は怪我による不調でしたが他にも様々な理由により思い通り練習が積めないことは誰しもあります。この際メンタルを正常に保ち、モチベーションを持って今できることに取り組めるかが今後の自分自身の成長やチームの士気に重要な意味を持つと思います。今回自分の離脱期間の行動がチームメイトから見てどのように映っていたかは分かりませんが、離脱者は早期復帰に向けて治療院に行くなり、睡眠時間を増やすなり、食に工夫を加えたり各人改善しやすいところからアプローチしていくことが大切です。また、同じ寮に暮らしているという利点を活かして離脱者の間で声を掛け合い補強に取り組んだりすることができれば下がりがちな意識も少しはプラスの方向に転じるのではないかなと思います。


予選会が終わり早くも4ヶ月が経ちました。個人としては予選会に合わせて仕上げるために怪我を押して復帰し、チームとしても4度の夏合宿を通して格段に強くなったと感じていため予選会総合22位という結果はすぐに受け入れることのできるものではありませんでした。何よりクラウドファンディングやシューズの提供、マッサージの実施など慶應競走部長距離ブロックに期待、応援してくだった方々に吉報を届けることができなかったことは非常に申し訳なく、悔しいです。


予選会を通じて学んだことは挑戦者として攻めの姿勢を貫かなければならないということです。
自分は夏合宿後半から箱根駅伝前回大会に学生連合で出走した貝川さんの予選会ゴールタイムを意識し、1キロ3分5を刻むことだけ考えて練習に励みました。走り始め脚に不安がったためアップは毎回1キロあたり4分30程度、心肺に刺激を入れるというよりかは脚を衝撃にならすための目的、そのため本練習ではAチームで抉り強くなるというよりはBチームでより目標平均ペースに近いスピードを身体に叩き込むことに重きを置きました。保科コーチや田島さん、安田さんなどAチームの先輩方からはBチームで余裕があるならAに来いという事は散々言われていましたが本調子でないことを言い訳に守りに入り、守りの走りを繰り返しているうちにそれが定着してしまい、1番の実践練習であった富津での12キロTTでも序盤の予想外のハイペースに敢えて対応せず単独で刻んでしまいました。記録会でタイムを狙うのであればレースペースの叩き込みは大事ですが予選会など相手がいる勝負は当然ながら順位を気にしなければなりません。序盤余裕をみて走るに越した事はないですが勝負できる位置にいることが前提です。急ピッチでの仕上げだったこともあり後半きつい中ペースアップしていくところまでは考えて練習できていなかったので最初からタイムを刻むのではなく目標としている順位を目視で確認して位置取りをするべきだったと思います。怪我を押して走っていることを攻めだと勘違いし、いざ大事なポイント練習、そして予選会本番にまで適当な言い訳を作って守りの走りをしてしまいました。予選会ゴール前の全力ダッシュを褒めてくれる先輩、友達が何人もいましたがそんなダッシュする余裕があるならもっと前半から突っ込んでくれって感じですよね。今回の予選会、誰がもっと削ることができたかそう問われたら誇ることではありませんが自分だと言える自信があります。たらればはあまり好きではないですが自分が前半突っ込んでいれば14秒くらいゆうに削れたはずです。そうすれば総合20位そして19位(2年前、3年前の順位)までも射程圏内に入れられたと考えると申し訳ないです。

ラストイヤーのキャプテンと今年こそ獲る


予選会後この悔しさを晴らすため自己満足かもしれませんが10000mの記録更新で予選会までのサポートしてくださった方々へのせめてもの感謝を伝えられればと考えていたのですがそれも叶わず再び同じ部位の故障での離脱をしてしまいました。だいぶ凹み1週間位は筋トレもウォークを行う気力も湧いて来なかったですが同時期怪我で離脱中であった安田さんができることを探して行動しているのを見て自分も何かできる事はないかと考え、初めてチームメイトが出場する記録会に応援に行きました。高校の時はチームの中で自分が一番遅い時間帯のレースだったため、アップとの兼ね合いもあり仲間のレースを見ることはほとんどなかったためこの体験は新鮮かつ、腐りかかっていた自分の刺激にもなりました。
東さんのレースに付き添いとしての初帯同した際には先輩の見事大幅自己ベスト更新に立ち会うことができ、普段クールぶってる東さんが両手広げてゴール後真っ先に駆け込んできてくれた時はとんでもなく嬉しかったし、自分もこうやってサポート陣に感謝を伝えなければというモチベーションに繋げられ非常にいい経験ができ感謝しています。

東さんの帯同で嬉しすぎて撮ったチャット
初ラップとりも意外と上出来

今自分は4月に10000mの記録を大幅更新をしてシーズン出だし、チームに波を作るべく取り組み中です。9月入学の新しい同期成沢がチームに良い流れを持ってきてくれています、陸上に対する知識・考え方・練習姿勢について学ばせてもらい、同期はもちろんチーム全体を結果で鼓舞していきます。


次は星彦です。夏合宿中は前に喰らいつくだけで精一杯と言っていた彦ですが予選会後から練習への積極性が格段に上がってきており11月末には10000mの記録大幅更新、年末の法政記録会でも寒い中安定した走りを見せ、だいぶ先越されちゃった感はありますが負けてたまるかです(笑)。待ってろー!、ではよろしく。

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