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瑞から引き継ぎました1年の杉森です。瑞がポイント復帰して元気に走っている姿を見れて嬉しかったです、と思いきや自分よりも多くの本数をこなしていたので、まだまだだな、負けてられないなと思いました。


気持ちを新たに



私事ではありますが、先日成人式が行われました。多くの人が、当時僕が箱根駅伝出場を目指して長距離をやっていたことを覚えてくれていて、「絶対箱根駅伝出てね」「箱根駅伝出たら見に行くよ」と応援の言葉を多くいただきました。中には、去年慶應長距離のクラファンを家族で支援したよ、と言ってくれた友人も。自分の周りにはこんなにも応援してくれる人、支えてくれる人がいるのだなと実感し、そんな方々のためにも絶対に箱根駅伝に出たいと気持ちを新たにすることができました。

今シーズン振り返り


話が変わりますが、もうすぐ入部してから1年、いろいろあった今シーズンを振り返ってみました。
まずは、出場した試合と結果から


4、5月
 高校時代との練習量の差に驚きました。高校時代の2倍近い距離を走り、ジョグだけでも疲労困憊の毎日。中高と皆勤賞で滅多に体調を崩すことはありませんでしたが、既に2回も体調を崩してしまいました。慣れない新生活の中で早くも体が悲鳴を上げていました。

6月
大学デビュー戦、かつ約2年ぶりの試合がまさかのハーフマラソン。練習の一環でいいと言われていたものの、出る前はかなりビビっていました。気温30℃に加えて、昭和記念公園のアップダウンの激しいコースで、ものすごくきつく長かったです。でも、早い時期に予選会と同じ舞台でハーフマラソンを経験できてよかったと思います。

7月
トラックレース2戦は、自己ベストからは程遠い結果に終わってしまいました。裾野は体調不良も重なり、中高含めての過去ワーストタイム。2年間のブランクは取り戻せないのではないか、もうかつてのようには走れないのではないかと、かなりショックでした。

8、9月
夏合宿。長くなるので簡単に。2次合宿の終盤で脚が限界を迎えてしまい、3次合宿には参加できなかったものの、ものすごい距離を走り、スタミナに自信がつきました。秋以降10000mを走る上での土台ができたと思います。

10月
箱根駅伝予選会の出走は叶わず、次の日に東海大10000mに出場。陸上人生で初めて、実業団の選手、外国人選手と走れました。人数が少なかったので、組の中での実力差が大きく、組の中で持ちタイムが下位の方だった僕は、多くの選手に1周抜かし、先頭の有名な実業団の選手には2周抜かしをくらってしまいました。でも、トップ選手との圧倒的なスピードの違いを間近で感じられたいい機会だったと思います。

11月
予選会が終わってから、練習メニューの質が一気に上がりメニューを出されたときは絶対無理だと思ってしまいました。でも、10月の終わり頃から急に走れるようになってきて、Bチームの全メニューを完遂できました。大きな成長を実感できたし、日体大記録会には自信をもって臨めました。その結果、日体大記録会では1年間の目標だった10000m29分台を達成できました。やっと今までの努力が実を結んだ気がして嬉しかったです。

12月
ポイントの質が上がった反動が出て、今までの疲労も蓄積し、中足骨、アキレス腱や腰とあちこちに痛い箇所が出てきました。その中でも、年末の法政記録会では10000mを30分一桁でまとめることができて、実力がついていることを実感できました。

今年の抱負


去年は予選会を走ることはできませんでしたが、心から悔しいとは思えませんでした。心のどこかで、他の選手と比べて自分は2年間のブランクがあるから仕方ないと思っていたのかもしれません。練習でも、ブランクを言い訳にして自分の心の弱い部分が出てしまうことが多かったです。今年の予選会はチームで箱根駅伝に出られる最大のチャンスだと思います。自分がチームを箱根駅伝に導くのだ、という気持ちをもって取り組みたいです。まずは、学生ハーフ、関東インカレで予選会の枠を争う他大学と戦えるよう、冬季練習を頑張ります。


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