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記事一覧

【試し読み】『移民は世界をどう変えてきたか――文化移植の経済学』

4月新刊として『移民は世界をどう変えてきたか――文化移植の経済学』を刊行致しました。シリ…

【試し読み】『ブリュメール18日──革命家たちの恐怖と欲望』

 1799年、ナポレオンが総裁政府から実権を奪ったクーデタ、「ブリュメール18日」。これによっ…

【試し読み】「美」によって「自由」を追究した思想家――『フリードリヒ・シラー 自…

 フリードリヒ・シラー(1759〜1805)は、ドイツ古典主義文学の黄金時代を築き上げた国民的詩…

【試し読み】『民主主義は甦るのか?』

歴史は繰り返すのか――。 ポピュリズムは民主主義をどのように崩壊させていくのか。 また衰退…

人と犬、ひかれ合うのはなぜ?🐶  【試し読み】『犬と会話する方法』

 私たちにとって最も身近な動物、犬。犬と意思疎通がうまくいかない時、言葉が通じないから、…

【試し読み】『隠された芭蕉』

寂びることなく、未踏の旅へ 次代の新しい表現を切りひらく芭蕉論 芭蕉の俳句は、言葉で一つ…

【試し読み】「人はなぜ、裏切られても信じるのか――」。信頼の謎に迫る『信頼と裏切りの哲学』

2024年2月の新刊、永守伸年さんによる『信頼と裏切りの哲学』から「序論」の全文を公開します。人が人を信頼するメカニズムを、ホッブズ、ヒューム、カントを手がかりにして、哲学的に考察する意欲作です。ぜひご一読下さい。 *** 序論 信頼の謎を掘り起こす 日常に隠された謎  信頼には謎めいた力がある。わたしたちを結びつけ、社会に秩序をもたらす。その力の一端は、もし信頼がなかったとしたら、と問いかけてみたらわかるかもしれない。  さまざまな信頼がさまざまに抱かれている。人間

【試し読み】『日韓ポピュラー音楽史』

あっという間にお正月が過ぎてもう2月ですね。みなさんは年末のNHK紅白歌合戦をご覧になっ…

【試し読み】『陰謀論はなぜ生まれるのか』

アメリカ連邦議会議事堂襲撃事件はなぜ起こったのか? 世界中を震撼させた「Qアノン」現象の根…

【試し読み】『グローバルインフレーションの深層』

「大いなる過熱」の後に何が起きるか―― コロナを機に世界を襲った高インフレと超円安。同時…

【試し読み】働くならこれだけは知っとけ! 労働法

過労死や過労自殺、内定取り消しなど、会社員に関する悲しいニュースがたびたび報道されますが…

【試し読み】ナショナリズム論のスタンダード上陸!『ナショナリズム入門』

『Nationalism』など「ナショナリズム三部作」で知られるグリーンフェルドの長年の研究をコン…

【試し読み】『スペイン 危機の二〇世紀』

*** はじめに   スペイン人は長い間コンプレックスに悩まされてきた。英仏独などヨーロッ…

【試し読み】自由なる思考を求めて『井筒俊彦 世界と対話する哲学』

 井筒俊彦は様々な言語で書かれた世界の古典を読み解き、「ことば」がいかに多様な「世界観」を構築しているのかを明らかにした哲学者。彼は多様な世界観の中で人々が紡いできた多彩な思想を「東洋思想」という一つの枠組みのなかに構造化しました。  一見、相反する思想や歴史的に何らの繋がりをもたない思想同士が、深層では共通する問題意識をめぐって議論を積み重ねてきたことを浮き彫りにしたのです。  深層から「ことば」で構築された「世界」や「自己」を捉え直す。思考の枠組みを超え出て、自由を追究す