ロボットになりたい
こんにちは♬
今日は朝からお弁当「大家族スペシャル」で戦争でございましたいわたです(笑)
4人分・・・いや、中身は一緒なんでいいんですけどね、詰めるのが大変・・・。
でもおかげで今日から全員夕方まで留守なのでやっと落ち着いて仕事ができそうです。
何年も前ですが、トヨタのロボットがトランペットを吹いた動画があって、とっても衝撃を受けました。
いやあ、上手いですよね(笑)
ロートーンからいきなりのハイノート。
吹きっぱなしでもバテない(笑)
素晴らしいラッパ吹きです。
当たり前だけど、完璧ですよね〜。
では、何故人間はこんなに苦労してるんでしょう?
私、この動画を見た時に衝撃を受けたのには理由があるんです。
それは、
トランペットが音を出すための仕組みっていうのはきちんと数値化されてるんだ。
ということなんです。
ほら、だって、世の中にはトランペットを上手に吹くためのノウハウがいっぱいある訳じゃないですか。
それが合う合わないは千差万別で、人によって骨格も違えば生きてきた環境も違うし、体格も違うし、本当に色んな方法がありますよね。
それをどーんと乗り越えてロボットがトランペットを吹くことができてる。
トランペットは感覚の楽器だ、とか、こういう筋肉を使って、とか、色々言われているけど、結局数値が整っていれば何でもできるんだなっていうのと、
感情がなければ音を出すことに関しては仕組みができあがってるんだな、ということに衝撃を受けたのです。
つまり、唇の状態と、空気(息)のスピード、量などを自分の中で数値化でき、なおかつ音の移動に感情を乗せなければ音は誰でも出るんだと。
そこに感情があるからうまくいかないんだな
ということ。
だからといって、そこは音楽なので、やはり感情というのは必要になってくるのですが、音を出すことに関しては感情を(極力)切り捨てるという作業が一番必要になってくると思うのです。
ああ、ロボットになりたい。
久しぶりにそう思っちゃいました(笑)
ではまた。ばいば〜い!
トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬