「後悔から学ぶ」 銀行員からの転職、選択の意味とは?
銀行は多くの人にとって、安定と信頼の代名詞です。
しかし、その安定した環境の中でさえ、私たちは自らのキャリアパスに対して、常に選択を迫られます。
私自身も、5年前に45歳で銀行員から異業種に転職し、新たなキャリアを歩み始めた一人です。
私にとって転職は、後悔ではなく、自分自身の人生を豊かにするための選択だったと思います。
後悔とは?
後悔の感情は、私たちが過去の選択に対して「もしも…」と考えたときに生じます。
これは、自分の行動や決断に対する反省の表れであり、時には成長の機会へと繋がることもあります。
時間の経過と後悔
時間が経過すると「やったこと」に対する後悔よりも、「やらなかったこと」に対する後悔の方が大きくなります。
この心理は、人が過去の選択を正当化しようとする傾向に基づいています。
例えば、恋愛において告白して失敗した場合でも、時間が経つと「あの経験が自分を成長させた」と前向きに捉えられます。
一方で、告白をためらってしまった場合は、後悔の感情が時間の経過とともに増していきます。
期待と後悔
後悔は、期待の大きさとも密接に関係しています。私たちが新しい一歩を踏み出す際、多かれ少なかれ期待が伴います。
しかし、その期待が現実と一致しない時、失望や後悔の感情が生じます。
銀行に就職した時も、転職を決めた時も、私たちは自分や周囲の期待と現実とのギャップに必ず直面します。
それでも、私は後悔するよりも、その経験から学び取ることを選びました。
銀行員からの転職
銀行員としての経験は、私の人生にとって決して無駄ではありませんでした。それは、多様な人との出会いや、金融知識の習得、そして何よりも自己成長の機会を与えてくれました。
そして、45歳での転職は、それまでの経験を活かし、さらに自分を成長させるための新たな挑戦でした。
後悔を恐れずに
私たちが直面する選択には、常にリスクと不確実性が伴います。
しかし、後悔を恐れて何も行動しないよりも、挑戦し、時には失敗を経験する方が、人生を豊かにするのではないでしょうか。
後悔から学び、次のステップへと繋げる勇気が、私たちを成長させると私は思っています。
キャリアの選択と自己実現
銀行員としてのキャリアも、転職後のキャリアも、それぞれが私の人生に大きな価値をもたらしました。
選択した道が自分にとって最適だったかどうかの判断は、現時点では難しいですが、その選択が自己実現へと繋がることが最も重要だと考えています。
私は、銀行員としての経験を通じて学んだこと、そして転職によって得た新たな知見と経験を、自己成長の糧にしたいと思っています。
現役銀行員と新卒者へのメッセージ
現役の銀行員や新卒で銀行に就職する方々へのメッセージとして、「後悔」を恐れず、自らのキャリアパスを積極的に模索し続けることをお勧めします。
銀行で働くという環境は安定していて、多くの学びがあります。
ただ、自分のキャリアは自分で切り開くものだと私は考えます。
会社に依存し、身を委ねるのは、最も楽な選択ではないでしょうか。
もし、いま転職や起業を考えるなら、それが自分の成長に繋がるかどうかをじっくりと考え、決断する勇気を持ってみてもよいかもしれません。
まとめ
後悔は避けられない人生の一部ですが、その後悔から学べば、成長につながると私は信じています。
銀行員からの転職は、私にとって挑戦であり、成長の機会でした。
皆さんも、自分のキャリアにおいて後悔を恐れず、自らの意思で決断し、行動していくことが重要です。後悔から学び、自己実現へと繋げることができれば、より充実したキャリアを築けるでしょう。
この記事が、銀行で働く皆さんや、これから銀行に就職する方々のキャリアに対する考え方に少しでも役立てば幸いです。
私たちのキャリアは、後悔ではなく、選択と成長の連続です。
それを大切にしながら、自分自身の道を歩んでいきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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