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メモをよくするようになって変わったこと

 こんにちは。
 noteは余裕のある休日に投稿しようと決めて、2週間経ちました。
 だいたい週に2回投稿ということになりますが、今のところうまく行っています。毎日投稿だとどうしてもネタ切れになりますし、私の場合、体調が悪いとかで投稿できないときがどうしても出てきてしまうので、この位の頻度が一番かなーと思っています。
 毎日投稿している方々、凄いなーと思います。忙しい日や体調不良の日がどうしても出てきてしまう中、続けるのは並大抵のことではないと思います。

 私は私なりの方法で、まずは継続することだなと思いましたので、頑張りたいと思います。
 前置きはこのくらいにして、本題にレッツゴー。



そもそもなぜメモを取るのか

 私はよく文章を書きます。
 毎日の予定手帳とライフログ手帳の細かい記入もさることながら、長いときは5時間メモ帳と向き合って頭に浮かんだことを書き留めたり、それをノートに貼って保存したりします。
 なぜこんなに書くのかというと「忘れるから」です。
 もしくは「忘れるため」です。
 一見矛盾しているようですが、そうなのです。この2つの相反する考えを説明したいと思います。

 まず「忘れるから」というのは、そのままの意味で、覚えておくためにあとで見返せるように記録を取る、ということです。
 私はショックを受けたことは割と忘れません。
 しかし、とっさに思いついたアイディアや良い詩、小説の良かった一節や、良かったことや嬉しかったこと、幸運だったことは忘れる傾向にあります。それを覚えておくために、書いておくのです。
 見返したときに、いい思い出になりますね。

 そして「忘れるため」に書くというのは、主に嫌だったことやショックを受けたことです。
 頭の中でもやもやしていることを書いていくうちに、頭の中が整理されてきます。
 「なんか嫌だったな」という、有耶無耶だった事柄が、書いていくうちににわかに形になり、それによって「なんで嫌だったのか」という原因がはっきりしてきます。
 対処しやすくなるんですね。なのでこのメモも保存しておきます。
 そして後で読み返したときには、書いたことでスッキリしているせいか、読み返したときには「この時こんなことで悩んでたんだな」ということに、意外にもあっけらかんとしていることが多いです。
 こういう場合には、その記録は必要なくなっていることかもしれませんね。書いて保存したことによって脳が安心して「もうこのことに関しては覚えておかなくていい」と思って、忘れたのかもしれません。
 大まかに分けて、こういう二種類の理由があって、メモをよくします。

無駄なX(Twitter)のつぶやきが減った

 なんかまだXのことツイッターと言ってしまいますね。(だってただXって言ってもなんのことなのかわからない……)
 ややこしいのでここではツイッターと呼びます。

 メモるようになったら、ツイッターで普段何気なくつぶやいちゃう、愚痴なんかが減りました。 
 私はアナログ派なので紙のメモ帳に手で書いているのですが、ちょうどメモ一枚に書くのが140字以内ぐらいの文章量なので、つぶやく前に一呼吸置けるわけです。下書きにもなりますね。

 つぶやく前に紙に書いて、ふと気づきます。
 「あれ、これ、ツイッターでつぶやくほどでもなくない?」と。
 書いて読み直すことによって一旦冷静になります。それでつぶやきが減りました。
 世の中、他人に教えない方がいい情報もありますよね。

 ツイッターに依存してしまい困っている人、炎上しないか不安な人、ぜひつぶやく前に、まずは紙に書いてみてください。
 書いたことによって気持ちが満足したり、冷静になれたりします。
 余計な揉め事を減らすことができるようになるかもしれません。


細やかなことを気にするようになった

 なにかあるとメモることによって、人との会話や一日の出来事、日々の変化などに敏感になります。
 なにか気になることがあれば、注目するようになるからです。

 私はなにか思いついたら書くようにしているので、その場限りの保存しないメモもあれば、保管しておきたくなるようなグッドアイディアが浮かぶことも(まれに)あります。
 どっちになるかの分類は後でしますが、とりあえず書いておきます。

 どちらに化けるかは後になってみないとわかりませんが、たくさん書いておいて後で判断すればいいので、気になったことはとりあえず書き出します。
 書いているうちに、たまに考えを広げていきたいメモになることがあるので、そういうときはメモを貼ったノートの空白に書いたり、また新たなページにタイトルを付けて、項目を改めて作って書いたりします。
 そういう成長していくメモもあるので、気になったことはとりあえず書いてみることをおすすめします。


虚無になる時間が増える

 ジャーナリングやモーニング・ページをやった後に近いですが、色々書いた後は頭が空っぽになります。
 脳の中で思っていたことをみんな吐き出した後になるので、簡単に言うと考えのネタ切れになります。
 良かったこと、悪かったこと、気づいたこと、読んだ本の感想、観た映画の評論、潜在的な悩み。みんな紙に書いていると、そのうち書くことがなくなります。

 頭の中だけでグルグル考えていたことが形になっていくので、考えの整理になるんですね。
 そしてこの状態にたどり着くと、とある変化が起こります。
 平静になるんです。気持ちが落ち着きます。
 小学校の宿題の作文を書き終わったかのような達成感とともに、静かな気持ちになります。

 感情のコントロールが難しい方は、一度、最近の出来事などを整理するために、紙に書き出してみたらいかがでしょうか。
 気持ちの整理がつく第一歩になるかもしれません。


 主に気持ちや頭の整理がつくという内容で書き進めましたが、私はメモをよくするようになっていい事ずくめなので、これからも続けていこうと思っています。
 「メモをちゃんと取ったほうがいいと思うけど、何だが面倒でやる気が起こらないんだよなあ。書くとどんないいことがあるの?」と思った人などに読んでもらえたら嬉しいな、と思っていますが、どんな方に読んでいただけたんでしょうかね。少し気になります。
 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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