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私たちが生まれた時は怒りしかなかった

こんばんは、圭司です




今日は以前、

私が村山先生から習った

理論である、


TOE


の講義内容から一部を

抜き出して、

お話ししてみますね


ちなみにTOEとは、


Theory of Exellence-目標達成への行動理論


の略


一言で言えば、

脳科学や認知心理学を取り入れた

目標達成の理論の事を差します


詳しくはいずれ、時機を見て

お話ししますね


で、


今回はタイトル通り

私たちつまり、


人間は生まれた時、怒りしか感じていなかった


というテーマについて

書いていきます




さて


喜びと怒り


そう聞くと、


共に人間が持っている

当たり前の感情じゃないか


多くの人はそう思うでしょう


当然私もそう思ってきました


しかし村山先生はそれを否定

物事はそう単純な話ではないそうです


どういうことか?


ここでも繰り返すように、

私たちはタイトル通り、


生まれた時は不快感情

すなわち「怒り」しか

感じないのだそうです


つまり生まれたばかりの赤ん坊は、

全てに対し怒りしか感じないと

いうことです


そんな状態から私たちはどうやって

喜びを感じるに至るのか?


そう 

喜びというのは怒りと違い、

生まれつき備わった感情ではありません


これは後天的に獲得しなければならない


そんな性質のものなのです


私達人間は生まれてから、

感情を司る部位である

大脳辺縁系の発達にしたがい、

怒りから喜びの感情が出てくるのだとか




しかしそもそも、

どうやって大脳辺縁系は発達するのでしょうか?


それは、


母親


が面倒を見る事です

母親の養育こそが、

赤ん坊の喜びを育てる絶対条件なのですね


こんなことを書くと今の世の中、


・どうして母親じゃないとダメなの?

・女にだけ育児を押し付けようって魂胆なの?


と言われそうな気もします


が、


これは世の中の風潮や

男女平等とは無関係な話でして


何故母親なのか?


と言うと、


赤ん坊は母親以外を

人間だとは感じないからだとか


とは言え実際、祖母や父親に

面倒を見てもらって育つ方も

たくさんいますよね

(私の母も祖母に面倒を見てもらいました)


しかし残念ながら、

母親以外の人間に

育てられた赤ん坊は、


面倒を見られた

という自覚を持つことが

できないのだそうです


その意味では、


赤ん坊の父親は誰でも良い


そういうことになるのですね

(あくまでも赤ん坊の発育という視点で)


その結果、

この赤ん坊は大脳辺縁系の

発達に支障をきたします


つまりこの子は、


愛が分からないまま人生の幕を開けること


になるのですね


その結果この子は


「自分は誰にも理解されない」


遅くとも3歳までには、

そう学習してしまうのですね


ですのでこの子は、

会話が下手な大人に成長するそうです


理解されないと思っている故に、


・誤解を解こうとしない

・会議で黙っている


そんな構えができてしまうからですね




先ほど、


「祖母や父に育てられると愛が分からなくなる」


と書きましたが、

もちろん例外もあります


上にも書いたように

赤ん坊にとっては文字通り、


母親か、それ以外の何かか


の二つしかないわけです


が、


本当に生まれたばかり位なら、


育ての親を実の親と

錯覚することも可能なのだとか


その場合はまだ救いがあるそうです


しかし3歳、遅くとも7歳を過ぎると

非常に深刻なことになる


そう習いましたね

(TOEは、こういう状況で大人になった人を

 がらりと変える そんな取り組みでもあります)




今回は以上です


今後も折を見て、TOEについて

発信させて頂く予定です


楽しみにしてくださると嬉しいですね


ありがとうございました   圭司


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