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読書の効用~小説で口内炎が治る!?

今朝これは世紀の発見だ!と少し興奮してベッドから飛び起きた。何故なら口内炎が治ったから!

私は今年48歳。若いころからの習慣でお酒を飲むことが多い。お付き合いもあるし友人との宴もある。多いときは週に5回もという時もある。そうすると必ずといっていいほど出来る嫌なものがある。それは「口内炎」である。

数年前ある友人に「読書」を薦めた。「読書は心が安定しているときでないとなかなか難しいからね」などと偉ぶりながら。それから彼は断酒をし読書とジョギングにはまった。体重は10㎏近く痩せてスマートになったらしい。

そんな彼に数年ぶりに再会すると読書にはまっていた。元々弁護士なおで字を読むことは大の得意。あらゆる分野の本を熟読しているような話を聞いた。私が少し苦戦している「サピエンス全史」の上下巻に続き「ホモデウス」もあっという間に読了した様子。

私もこの彼に追いつこうと今年から「ホモデウス」上巻を一生懸命読んでいる。理系だった私は世界史(日本史も)が大の苦手だった。だからだろう、なかなか読み進まない。

さてここからが本題。小説で「口内炎」が治るというお話。

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一昨日からこの「キネマの神様」を読んでいる。壮大な世界史の本(ホモデウス)を読むプレッシャー疲れ、会食続きで内臓が疲れ、小説に逃げたのです。結果として逃げてよかった!口内炎が治ったのですから!

治った?どうやって?

この「キネマの神様」は原田マハさんのライトノベル。300Pくらいある。軽快で読みやすく「読みだしたら止まらない」本です。本当に止まらない。本好きの方ならきっと一日で読める。

帯に書いている「あふれでる感情。温かな涙。映画よりドラマチックな二人の物語」という表現がドンピシャな内容。ネタバレになるので詳しくは書かないけど予想していないところで涙が溢れる。本当に温かい涙が( ノД`)シクシク…

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そんな久しぶりの小説にのめりこみ温かい涙を流して床に就いたのが深夜1:30。目が覚めたのが今朝の7:30。ちょうど6時間睡眠です。そして数か月間味わったことのない良質な睡眠を経験したのです。

そしてこの1週間「口内炎パッチ」や「口内炎塗り薬」を何度も張ったり塗ったりしても治らなかった「口内炎」がけろっと治っていたのです。

「よく寝た~!身体が軽くなっている」こんな感覚は久しぶり。起きても体が軽くて頭も冴えています。朝一にアサイチも観ずブログを書いているなんて生まれて初めてです。「コーンフレーク」も食べてません笑。

良質な小説を読んで寝ると、脳内から何かしらの物質が体中に分配され、良質な睡眠につながる。そうすると免疫色がぐっと上がって「口内炎」が治る。

もしかしたらどこかの学者さんがそういった研究をすでにしているかもしていませんが、していなかったら誰かしてください!

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小説で口内炎が治る。世界中で「口内炎に苦しむ人々」に明るい未来が開いた瞬間でした(私の中でね)。そしてスマホ依存症の時代からもう一度「本」の時代へ戻ってほしいと思っています。

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