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素直さが成長に不可欠

何かのアドバイスをもらった時に


「でも、私ってこういう性格なので…」

「いや、自分はそうは思わないです」

「今までやっていないので、ちょっと…」


というように

素直にアドバイスを
受け入れられない人がいます。



アドバイスを求めている時には

そもそも自分では解決するための方法が

分からないからのはずです。


例えば、就活でアドバイスをもらうということは

就活で分からないことがあるからアドバイスをもらうわけですよね。

ESの書き方だったり、面接での話し方だったり。


部活でアドバイスをもらうときは

もっと技能が上達するためだったり、正しい練習法だったり。


つまり、アドバイスをもらうというのは

受け手が不足をしている状態だから起こす行動なのです。


不足している知識や経験を補うために

自分よりも知識や経験が豊富な人から

助言をもらうわけです。


その知識や経験をもらって実行することによって

できることが増えたり、技術が向上したり、

新たな問題や悩みが生まれたりするわけです。


にもかかわらず、アドバイスをもらいにいきながらも

「いや~」「でも…」と口にして実行をしなかったら

当然、結果は出ません。


「アドバイスが的確かどうかが判断できないので」

ということもあるかもしれませんが、

不足している状態の受け手が、


豊富な知識や経験をもとに話されているアドバイスを

100%理解することは難しいと思います。


なぜなら、やってみた人にしか分からない

という領域が必ずあるからです。


例えば、海外旅行。

行ったことが無い人からしたら


「日本が一番治安良いから」

「言葉通じないじゃん」

「海外行ってもなんも意味なくない?」

「価値観を広げるってwww」


みたいなことを言われることもあるでしょう。


しかし海外へ行ったことがある人からしたら


「日本と同じくらい住みやすい地域もあったよ」

「〇〇ってところは日本よりも治安いいみたいだった」

「言葉は通じないけどジェスチャーでどうにかなるw」

「異文化交流できたー!」


というように実際に語れることがあります。


海外旅行でどんな経験ができるのか、どんな魅力があって、

どんな危険性があるのかというのを

実際に行ったこと無い人に伝えるのは


どんなコミュニケーションスキルがあっても

難しいでしょう。


それくらい、

「やった人にしか分からない」

というものはあります。


最後に。

アドバイスをしようとしてくれる人は

よっぽど性格が悪くない限りは


あなたを上手くいくように考えて、

アドバイスをしてくれています。


わざと失敗するようなアドバイスをして

上手くいくのを妨げようとする人は

見極めなくてはいけませんが

そこまで悪い人はいないはずです。


アドバイスをする側も

「絶対にこれで間違いない!」と

自信を持って言えるケースばかりではないと思いますが


少なくとも

「こうすれば上手くいくんじゃないかな?」

というプラスへ進んでいくように考えて

アドバイスをしてくれているはずです。


だから

「この人なら大丈夫かな」と思えるのであれば

アドバイスの中で少し腑に落ちないところがあっても

「やってみよう」と自分で自分の背中を押すことは

大切になってくると思います。

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