いま、ビジネスリーダーにグローストレーナーが求められる理由③
どうも、こんにちは。
チームボックスグローストレーナーの則俊慶太です。
今回は、前回までお話ししてきた「グローストレーナー」にまつわる三部作の完結編です。(前回までの記事はこちら↓)
今回のテーマは
グローストレーナーが伴走することでつくる未来
ぜひ、最後までお付き合いください!
前回までのおさらい
グローストレーナーとは
担当するビジネスリーダーが「真のリーダーに成長するために、必要なありとあらゆることを思考し、試行する」成長の責任者
と、定義しています。
今日はまず「グローストレーナーの思考と試行とはなにか?」について、お話ししたいと思います。
誰よりも、リーダーの成長について考えること
チームボックスでは、グローストレーナーは、
リーダー本人以上に、リーダーの成長について思考する存在でなければ成長は促せない
という考え方のもと、日々向き合っています。
人は、自分の成長や未来を真剣に考えてくれている人の話は聞く
仕事やプライベートを通して、様々な職種の方や、多様な考え方と触れ合って来ましたが、どんな立場・境遇の人であっても、話を聞く相手と聞かない相手がいることに気づきました。それは、どんな立場であれ、
「この人は、自分よりも、自分のことを本気で、真剣に考えてくれている」
と受け手が感じた時に、その相手の話を聞こうとする、ということです。
〜逆にいうと、少なくとも「対象本人より、対象について良いところも悪いところもスラスラ言える」「対象を半年間でどこまで成長させるか、具体的なゴールとプロセスのイメージを共有できる」といったような姿勢や行動を助言者がみせることができなければ、受け手は自身に関する意見を取り入れ行動を変えようとは思わない可能性が高い〜
それを、グローストレーナーとして日々多くのリーダーと向き合う中で気づきました。それ以来、より多くの時間をとり、より「相手の成長に何が必要か」「どう伝えるべきか」を考えるようになりました。
これは、プロスポーツ選手でも、ヤンキーでも変わらないのではないか、と自身の過去の経験を顧みてもあてはまることです。
実際に、同じ中学校にいたヤンキーの友達も多くの先生に反発していましたが、ある先生の話は聞いていたり(ごくせんか!)、あまり指示を聞かないプロスポーツ選手も自分が信頼したコーチの話は聞いていました。
人は、「自分のために自分のことを考えてくれている相手」を信頼し、話を聞く
そしてその内容が、自身に関することであった場合、自分のことをどれほど本気で考えてくれているか、それが押し付けでなく、真に自分のためであると感じられたとき、受け手は相手の姿勢を無意識に観察しながら、察知し、反応しているのではないでしょうか。
だからこそ、グローストレーナーは、
「あなたより、あなたの成長を責任持って考えています」
と言えるスタンスを大切にしています。
、、、というか、普通に考えてそれくらいしてくれる人でないと、ビジネスリーダー本人も、そのリーダーたちを預ける会社も、大事なリーダーを預けたくないですよね?自分が受け手だったら、そんな半端なスタンスで付き合ってくる人、嫌だわ。と、私個人は考えているので、この「相手より相手の成長にコミットする」という大方針に賛同しています。
思考だけでなく、試行する
もう一つ大事なことは、思考するだけでなく
試行すること
です。
「真のリーダーにを輩出する」という目的はあるものの、そこにたどり着くまでの道のりは、千差万別です。テンプレートなんて何もなければ、使い回しのhow to もありません。
そこでグローストレーナーに求められるのは、リーダーを成長させるために、唯一の正解がない中で、ありとあらゆる手法、取り組み、を試行することです。
*試行というと、試してみる感じが出るかもしれませんが、実際グローストレーナーも唯一の解を持っているわけではありません。一人ひとりにベストな関わり方・接し方を様々な角度から探求し、行動まで起こす。そこに重きをおいているため、試行という言葉を使っています。
実際、私も今まで、300人以上のリーダーと向き合う中で
飲みに行く
激しく言い合いになる
毎日メールでやりとりする
休日に代々木公園を一緒に走る
といったことも含めて、なんでもかんでも試行してきました。
「唯一の正解」がないからこそ、ビジネスの世界がそのような前提で進んでいかなければ対処できない世界であるからこそ、伴走者としてのグローストレーナーである我々が、試行する、そのプロセスを通じて共に学び、共に成長するということを、やり続けなければいけないと思っています。
グローストレーナーが作る未来
3回にわたって、グローストレーナーの考え方、あり方をお話しさせてもらいました。
グローストレーナーは「唯一正しい解がない世の中だからこそ、自ら決めてやりぬきましょう」と伴走するリーダーに伝え続けています。
伴走する我々が、率先して「正解を探さず、リーダーの成長のために学び、変わり続けること」を実践し続けています。このような
・共に学ぶ
・共に成長する
・共に自身の成長に向き合ってくれる
が、ビジネスリーダーと彼らをより輝かせたい企業の方々に、必要としていただいている理由なのではないかと、考えています。
わたしたちは、ビジネスリーダーと共に、成長し続け、今後、どのように社会が変化していこうと、自分たちが率先して変わり続け、対応し続けられる多くの真のリーダーを、どんどん輩出していきたいと思っています。
その先に、真のリーダーのもとで、自身の成長に向き合うことを楽しめる人で溢れる社会になればいいな、真のリーダーが社会を良くしているな、と言えるようになればいいなと、思っています。
その社会の創造には、グローストレーナーが必要不可欠だと思い、今回、3回にわたって、説明させていただきました。
お付き合い、どうもありがとうございました!