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生活の延長に!

今回の紹介は「生活とお店」です。
益城町にも無人販売で、さつま芋やトマトを見かけますが、トマトは朝から行列なんですよね。新鮮で味も抜群なのに安価で販売されています。
店頭へ出すよりもコストがかからず、自分が育てた野菜を一人でも多く食べてもらいたいという思いが生産者から伝わります。

別の市で見かけた光景ですが、周りを山々に囲まれた自然豊かなところに、たくさんの観光客が県内外から来られているところです。
その中に、地元の高齢者が駐車場案内や自家製の物を露店に出されています。
若い世代に引けを取らないほど、皆さん活気に満ち溢れており団結して町おこしをされていました。
また目に留まったのは、ある店頭に新鮮な野菜(それも、なかなか目にしないような物で、せりや三つ葉、豆類など)と、自家製の発酵食品や保存食品です。自家製の味噌は、柚子味噌、にんにく味噌、唐辛子味噌、そして蕗の薹味噌が並んでいました。
珍しいのは、蕗の薹味噌です。
蕗の薹が多くは採れないため数が出ないそうです。
これが以外と若い世代の人が並んでいて、品物を手に取られていました。
食事も近年見直されており、腸活やアンチエイジングなども認知度がまだ高いことからも、昔ながらの食材も注目されています。
その影響もあるのかもしれませんが、販売されている人は地元の高齢者で、とても楽しくお話しをされていたのが印象的でした。
その光景や、客とやり取りをされているのを聞いて、食材や客にも店主の優しさがプラスされているように感じたんです。

地元へたくさんの人が来ることは、嬉しい人もいる一方で、賑やかになることを嫌う人も当然います。
全員を同じ方向にすることに時間をかけるよりも、生活の一部、生活の延長に町おこしの一員になっているという認め合うことが大切なんだと思います。

いくつになっても活躍できるというか、自分の生活を活かすことは、楽しく続けられる秘訣かもしれませんね。

自宅をカフェにされています!

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