自由にたのしむエスプレッソの飲み方
みなさんエスプレッソを飲んだことありますか?
エスプレッソ知っているけど飲んだことないよという人が多いと思います。
お店で営業しているとまだまだエスプレッソを飲んだことない方のほうが大半で、カフェニルを普段利用してくださるかたでもそうなんだから世の中でみればまだまだ超マイナーな飲み物だなと思います。
まずもって小さいですよね。30ccしかない。
必然すぐ飲み終わってしまうのでゆっくりもできないし、飲むシチュエーションがよくわからない。
そして濃い。
普通のコーヒーよりもとても濃くしましたと言われても”えー飲んでみたい!”ってなかなかならないですよね。笑
基本的にはお砂糖をしっかりいれてチョコレートのような甘さにして楽しむのが一般的です。確かに量は少ないのですが、それも食後のお腹いっぱいのときに飲むにはちょうどよかったりします。
そんなエスプレッソですが、イタリア人の大勢と一部のコーヒー好きには大人気の飲み物です。
そしてエスプレッソが好きすぎる人達にはそれぞれ飲み方の流儀があります。
前にどこかの記事で、エスプレッソを飲むときにカップの内側にスプーンでクレマ(表面の泡)を一周くるっと撫でるようにつけると香りが良くなり、これぞ通の飲み方だという記事をみました。
スプーンで砂糖を溶かした後のついでの動作なのでさっそくやってみたら確かにいつもよりもちょっと香りがいい気がしました。
でもこういうのっていっぱいあって、
お砂糖をたっぷりいれてしっかり混ぜてチョコレートのようにして飲むのが通
お砂糖をたっぷりいれて軽く混ぜて飲み、カップの底に溜まったコーヒー味のシュガーを食べるのが通
お砂糖はザラメのようなブラウンシュガーを使うのが通
お砂糖は粒子の細かいエクストラファインのグラニュー糖を使うのが通
蜂蜜を少しだけ垂らすのが通
スチームミルクをほんの少しだけ垂らすのが通
冷たい牛乳を少しだけ入れるのが通
通はリストレット(ちょっと濃いめ・少なめ)
通はルンゴ(ちょっと薄め・多め)
お酒を少しだけ入れるのが通
お酒を入れるならグラッパが通
お酒を入れるならグランマルニエが通
などなど、、僕も最初は真に受けていろいろ試したりしたのですが、だんだん情報が増えてきて、
あっみんなそれぞれ好きに飲んでるんだな
と思うようになりました。
だからイタリアではブラックでエスプレッソを飲むことってあんまりないと思うんだけど、日本には緑茶の文化なのかあまり飲み物にお砂糖をいれない人が多いので、エスプレッソをブラックで飲んだって全然おかしくないんですよね。好きに楽しむことが一番なのです。
ちなみに僕はブラウンシュガーはあまり好きではなく、グラニュー糖を1杯半いれて軽くまぜて飲むのが好きです。下に溜まった砂糖ももちろん食べます。
気分でブラックで飲むときもあります。
氷を入れて飲むのも美味しいです。
でもこうやって飲み手の自由度の高さみたいなのもエスプレッソの面白さのひとつです。まだ飲んだことないかたもぜひトライしてみてくださいね。
また来週☺️
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