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ミッション・ステートメントとのズレを無くすため、おかん→OKANに社名変更しロゴも変更しました

株式会社おかんは2019年5月22日より、株式会社OKANになりました。ロゴも画像のものに変更です。

これだけだと「なんだ、スタートアップのただの社名変更か」となってしまうので、今回の社名変更・ロゴ変更に込められた、強い想いと意思を伝えさせてください。なお、今回のnoteは想い中心の内容です。スタートアップにおける社名変更の必要性やその方法のような HOW TO 記事は別途機会があれば書きます。

私たちの現在の基幹事業は、設置型社食サービス「オフィスおかん」です。2014年3月26日からスタートし、5年とちょっとが経過しています。これまで1,600以上の会社で導入されてきました。北海道から沖縄まで全国、3名の会社から5万名の会社まで、業種も様々です。利用したことのある方にバッタリ会うことも増えました。「私の会社にもオフィスおかんありますよ!」とお声がけいただくこともとても多いです。本当に嬉しい。「あたりまえ」となるインフラに向けて、少しずつ足を進めることができている実感があります。

でもこのままではだめだ。

私たちのミッション・ステートメント

私たちの目的はオフィスおかんを提供することではありません。これは手段です。

私たちには「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッション・ステートメントがあります。これが私たちの全ての目的であり、存在意義であり、動機です。このミッション・ステートメントには、日本の社会課題を解決するんだ!という強い意思が込められています。

周知の事実ですが、日本は人口減少国です。ついに世界の人口トップ10からも陥落しました。合わせて非常に高齢化が進んでいる国です。

つまり、働くことのできる労働力人口も減少しています。今後更に進みます。

結果として、有効求人倍率はリーマンショック以降上昇を続けています。人材不足は身近な問題になりました。

商工リサーチによると、倒産の理由に「人材不足」が登場し、その比率は増加傾向にあります。

こんな人材不足国家日本ですが、まわりを見てみると「働きたいけど働けない人」が多いことに気づきます。子どもの出産育児のために辞めざるをえない、不健康になってしまい働き続けられない、介護のために実家にもどらなければならない、いろいろな「生活=ライフスタイル」に関する理由が「仕事」に影響を与えます。

重要なのは、これらの問題を個人の力だけで解決するのはとても難しく、必ず「仕事≒会社」が理解し、その支援をする必要があるということです。会社もこの支援をし、必要な人材の望まない離職を予防していくことが、人材不足国家日本において経営上必要になってきます。

オフィスおかんによる誤ったイメージが引き起こす問題

オフィスおかんはスタートした直後から多くのメディアに取り上げられてきており、1,000回を超えています。ネーミング、サービス、ビジネスモデル、色々な後押しがあり認知やイメージが作られてきました。しかし、これまでは私たちのミッション・ステートメントよりもネーミング、サービス、ビジネスモデルに注目が集まっていました。オフィスおかんはパット見、お惣菜の設置販売サービスです。結果、株式会社おかんもお惣菜の会社、社食の会社、食に関する会社のイメージが定着しました。これを読んでるみなさんもそうですよね?

私たちのミッション・ステートメントと、オフィスおかんの表面的なイメージにギャップがあります。何が問題か?

会社のミッション・ステートメントや理念とサービスに乖離がある場合、ミッション・ステートメントに惹かれて入社したメンバーは、どこかでそのギャップに苦しみます。目の前の業務や事業の意味を見いだせずに、最悪離職を意思決定します。しかし、私たちにとってはこの問題はあまり意識していません。社内的には、ミッション・ステートメントとサービスのつながりを理解して活動しています。社内の誰一人として、お惣菜屋さんをやっている、食品の会社で働いているという考えをもっていません。

やはり問題は社外、つまり社会的なイメージのギャップです。オフィスおかんは1,600以上の会社に導入されていますが、私たちのターゲットとなる会社は日本全国200万もあります。まだ0.1%未満です。今のオフィスおかんのお客様は、従業員への投資に積極的なイノベーター、アーリーアダプターです。意識の高い顧客は言葉少なくとも積極的に情報をキャッチし、積極的に取り組みます。でもそれには限界があります。キャズムを超える必要がある。私たちが今社会に認知されているイメージやメッセージでは届かない会社、ニーズが潜在的な会社に届くイメージやメッセージに変える必要があります。

人材不足は全ての会社の共通項です。意識の高い低いは関係ない。今こそあらためて、私たちのミッション・ステートメントに立ち返り、正しく私たちの想いと意思を伝えていくことが、オフィスおかんのキャズム超えを後押しすると考えました。

そして、私たちは社会課題を解決することを目指しています。一部の会社だけではなく、広くどんな会社でも利用できる仕組みを社会に提供する必要があります。そのためのチャレンジはリスクを取ってでもするべきです。

そして、より多くの会社に広げていくためには積極的な投資が必要です。そのための資金を集める上でも、私たちの企業価値や将来の市場規模を投資家に正しく伝える必要があります。その点でも、イメージのギャップを埋める必要がありました。

新規事業「ハイジ」がスタートした今がベストタイミング

オフィスおかんは目的ではなく手段ということは、オフィスおかん以外の手段もとっていくということです。オフィスおかんは、具体的なアクションを必要としている会社へのソリューションサービスです。一方で、多くの会社を見るうちに、そもそも問題を捉えることができていなかったり、解決すべき問題の優先順位がつけられていない会社が多いことに気づきました。ここでいう問題とは、人材不足国家日本における「働きたいけど働けない人」が経営課題になっているということです。

そこで、私たちは2019年1月に新サービス「ハイジ」のβ版をスタートしました。会社におけるこの問題を可視化し、優先順位をつける為のアセスメントサービスです。このサービスが登場したことにより、事実上も"お惣菜"だけの会社ではなくなりました。すべての働きたいと思う人が、働き続けられるためのサービスを総合的に提供する会社としての第一歩です。

※「ワーク・ライフ・バリュー」とは、仕事と生活と個人の調和を取る上で、個人が大切にしたいと考える価値・価値観のこと。

食にとどまらない社名とコーポレートロゴに

元の社名「おかん」と「オフィスおかん」はかなり近しい単語であり、コーポレートロゴもお皿にお箸をのせたような食によったものでした。そこからの脱却が必要となった今、社名とロゴの変更は自然なものでした。

とても難しかったのは「おかん」という単語のインパクト。正直このインパクトがどれほど会社や事業を後押ししてきたか。しかも、私たちのチームは「おかん」が意味する「おせっかい」という文化が十分に浸透し、チームのコアバリューになっています。「おかん」はコアバリューを体現する言葉でもあるのです。

そこで「おかん」は残しつつ、概念が違うことを表すために株式会社OKANとアルファベット表記にしました。今後海外展開も視野に入れていることもあります。

そして、ロゴは全く違うものに変えました。

「Ö」にはおせっかいを焼いている様子を重ねています。

そしてOの上にある記号はウムラウトといって、母音交換という意味があるのですが、おせっかいを焼く存在に変化していく、社会に合わせて変化していくという思いを重ねています。

コーポレートカラーは緋色(ひいろ)です。日本の伝統色で人を思う=おせっかいを焼く意味が含まれています。

社名変更やロゴ変更も手段でしかない

私たちの目的は常にミッション・ステートメント「働く人のライフスタイルを豊かにする」です。今回の社名変更やロゴ変更も手段でしかありません。

ただ、社名変更して終わり、ロゴ変更して終わりではありません。これを期に、HR総合カンパニーとして本気で攻めていきます。事業を増やしていきます。国を変えます。その強い意思表示です。HR領域にはリクルートやパーソル、パソナといった巨塔がいます。でもこれからの時代のHRは大きなアプローチの変化が起こると思っています。株式会社OKANは新時代のリクルートの様な企業になると信じています。

私たちは今の日本の社会課題に合わせ、すべての働きたいと思う人が、働き続けられるためのサービスを総合的に提供するHRの会社です。

働く人に、おせっかいを。

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おかんCEOのnote

株式会社おかんの代表取締役CEOである沢木恵太が、株式会社おかんについての色々を書くnoteです。
3つ のマガジンに含まれています
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