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骨折も気をつけたい『子供の足首捻挫』

こんにちわ!
コンディショニングコーチの寺田です。

明日でコロナウィルスの隔離期間もやっと終了!
そして、大阪に帰ってシーズンに向けての仕事が少しずつスタートします。

そんな今日は
骨折も気をつけたい『子供の足首捻挫』
というタイトルで記事を書いていきたいと思います。

よく起こる足首のケガ

このnoteでも何度か書いている足首のケガ。

15歳から19歳が最もケガをしやすいグループで、
一番よくあるケガだと言われています。

特に足首を内側に捻ってしまう方の捻挫が85%を占めていると言われています。

よくあるケガだからこそ、
『たかが捻挫』と言われる事もあるケガですが、
足首の動く幅(可動域)が少なくなってしまったり、
ちゃんと処置をしない事で緩くなってしまったり、
走る時や歩く時に不具合を起こすケガ
だったりもします。

そして、まだ骨が成長中の子供は足首の捻挫と共に骨折をしてしまう事もあります。。。

『成長版』の骨折

子供の骨の先端には『成長版(Growth Plate, Physis)』と呼ばれるものがあるのですが、
そこは他の部分よりも柔らかくなっていて、骨がじわじわと伸びてくる場所になっています。

成長版は子供の殆どの骨にあり、
脛の外側にあって外側のくるぶしを作っている骨にもあるのですが、
その骨には足首の外側の靭帯がついています。

そして、足首を捻った時に靭帯が伸ばされるのではなく、
弱くなっている成長版から折れてしまうのです。。。

なので、子供が足首を酷く捻った時には靭帯(骨と骨をつなげるもの)のケガを心配するだけでなく、
骨折もチェックする事が大切ですね。

簡易的な骨折のチェック方法

足首が骨折しているかどうかを調べる方法としては
『オタワ アンクル ルール(OAR)』
というものがあるのですが、
詳しく書くと難しく長い記事になってしまうので、
簡単なポイントだけ書いておくと

1.内側や外側のくるぶしに痛みがあるか
2.足の外側にある骨(第5中足骨の付け根)に痛みがあるか
3.体重をかけて立って4歩歩けるかどうか

などをチェックして、当てはまるのであれば骨折の可能性が高く、
レントゲンを撮った方がよいと言われていますので、
参考にしてください♪

まとめ

今日は
骨折も気をつけたい『子供の足首捻挫』
というタイトルで記事を書いてきましたが、如何だったでしょうか?

これからまだまだスポーツは秋に向けて本番になってくると思います。
子供が足首の捻挫をして、周りにケガの専門家がいない時は上記をチェックしてみてください。
それによって痛くない様に固定をして整骨院などにいくのか、
骨折を疑って病院にいくのかも変わってきますからね♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!
宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記:
オフシーズンがやっと終わるので、チーム合流が今から楽しみです!


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