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読書苦手でも「ゆる言語学ラジオ」を聞いて本を積んでみよう。

まずはこれを見てほしい。

1時間以上ある長編の動画なのだけど、
45:10くらいから30分ほどがこの記事のテーマにしたい内容。

僕はこれをみて、首がもげるほど頷いて賛同している。

僕も「読書」というのは、これまですごく苦手だったし、ハードルの高いことだと思っていた。
そう思っている人もたくさんいると思うのだけど、そんな苦手意識やハードルの高さを取り去ろうというアプローチがいまいち足りてないように思う。それをズバリ指摘してくれたのがこの動画で言っていること。

ついで、にこの動画内でも紹介しているオモコロの記事も紹介しておく。
これも共感がすごい。

僕はこのチャンネル「ゆる言語学ラジオ」をきいて、読書を始めた人間なので、この動画に賛同する者の一人として、少し書きたい。
読書してみようか、という人がいたらうれしい。



僕からみると

読書はほかに比べて、閉じた文化になってしまっているような気がしてならない。

漫画だって、映画だって、いろんな鑑賞の仕方があるのに、本に関しては鑑賞態度について、許されるバリエーションが少ないと思われがちと思う。
「こうじゃないとだめ」と受け取り手が感じてしまいやすい状況になっているし、僕もそう思っていた。
あと、「読書家ってこんな感じの人間」というイメージも数パターンしかないイメージがある。

そこに救いの手を差し伸べてくれるのが「ゆる言語学ラジオ」
パーソナリティの二人は、若くして相当な読書量と知識量を感じさせるのだが、それなのに気取った振る舞いが全くなく、俗っぽい話も多分に盛り込んでくる。
僕の思う「読書家」イメージを壊してくれた。

最初に貼った動画でもそうだが、
「忘れていることのほうが多い」、「途中で読むのをやめた本もいっぱいある」、「本を買ったけど何年も手を付けていない」、などネガティブな読書経験についても赤裸々に語ってくれていて、それを明るく笑い飛ばしてくれる。
それが普通だよ、と言ってくれている。

これを言ってくれる人に出会える人はマジで少ないと思う。

読書していて、眠くなったり、それまでの流れを忘れたり、失敗はいくらでもあるのだけど、「こんな失敗してはいけない」という雰囲気が漂っていていて、
苦手意識につながったり、ハードルを高く見てしまう。
「大丈夫、自分もそうだ」と言ってくれるこのチャンネルのおかげでそれが除かれて、僕は読書を始めることができた。



僕はいま

元気に積み本の高さを高くしています。

まだ読んでない本と途中で読むのやめた本、読んでる途中の本

でもいいんです。
何年後かにまた読んでもいいし、BOOKOFFで売ってもいい。
キャンプで燃やしてもいいと思ってる。
そのくらい自由に考えている。
読んでる本があっても、気になる本があれば買うし、複数同時に読んでいても面白いものがあればそっちに集中してしまう。
(財布が厳しい時はある)


読書苦手だった僕はどんなことをしたか

を書かないと、いけないと思う。

まずは本を選ぶところから。

ゆる言語学ラジオは動画内で本を積極的に紹介してくれるし、面白かった本を紹介し合う企画もある。
動画内で出てきた本はすべて概要欄にタイトルとリンクが貼ってあるので、購入まで簡単。
オススメは「雑談回」再生リストからいろいろ聞きながら気になった本を読んでみる、といった方法だけど、
このチャンネルは一本の動画が平気で30分以上あるので、それだけでコストが高い。しかも雑談回は1時間前後がザラ。

ということでお勧め本紹介する

飲茶さんの本はとにかく読みやすいのにアツい文章なので、かなりとっつきやすい。横書きで書かれているのでWEB記事感覚で読みやすいのもいいかもしれない。これは1日でよんでしまった。
これはフェルマーの最終定理の話。サイモン・シンの有名な「フェルマーの最終定理」と正直ほぼ内容かぶっているが、こちらのほうが読みやすい。

飲茶さんの本はこれ以降何冊か読んでいるけど全部読みやすくてお勧め。
「哲学的な何か、あと科学とか」
「史上最強の哲学入門」 
「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」

サイエンス本なんだけど、難しい話や数字がほとんどなくて、興味そそられる動物の話とおいしそうなご飯の描写のおかげで、エッセイのような読み口で読める。すごく読みやすい。

ほんとに最近読んだの超おもしろSF本。ベストセラーの本なのでたぶん外さない。
理系人間ほいほいな内容だけど、極端に難しい話は出てこない。軽い読み口でどんどん展開していって興奮しながら一気に読んでしまった。

ちょっと理系脳に偏った選書になってしまったけど、それはそういうことなんだろう。

本を選ぶ注意点だけど

ゆる言語ラジオで紹介されていたかと言っても読むの辛いとか、面白く感じない本も当然ある。上記リンクの本も、どんな人が勧めていても、合う合わないはあるので一旦そこはあきらめ発動。
失敗したら積んどいて、あとで売ればいいんです
。失敗の経験でわかることもある。
あと、やはり難しい内容の本はある程度読書体力や技術がないと無理なので、易しくて薄くて安いものから行くのが吉。
Easy,Thin,Cheap
ETCが合言葉
分厚い本に痛い目すごく見た。

読書のトレーニングという意識をしてみた

というのも大きいと思う。
読書する体力や技術がなければ鍛える、という発想でいれば、失敗もトレーニングのうちとなる。
ただやっぱり趣味なので無理はしたくない。

モチベアップのためにカフェに行ってみるとか公園のベンチで読書してみるとか試している。
結果的にまだまだ読んでて眠くなるし、読書スピードは上がってないが、本を手に取る回数の習慣化には貢献してると思う。

世の中にはいろんなエンタメがありますが

本も長いこと、いろんな国で継承されてきたエンタメであり、学習方法であり、情報伝達方法です。
実は読書を楽しむ才能が有るのに、雰囲気だけで苦手と決めつけてしまうようなもったいないことがなければいいなあと思っています。

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