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#8 国際バスでバンコクからアンコールワットの街シェムリアップへ

こんにちはあーさんです。
東南アジア旅6日目、夜行列車でタイの首都、バンコクにやってきました。
タイに来た目的は、国際バスでカンボジアに行くため。
今回はバンコクからアンコールワットの街、シェムリアップまでの移動について紹介します。

夜行列車を降りて

6:00、夜行列車でバンコクに到着。まだ薄暗かったですが、バンコクの人たちは朝が早いため賑わっていました。
駅を出ると、明らかに観光客のあーさんを見つけたタクシーの運転手が寄ってきて、声をかけてきました。
タイには、言い値で乗せてくれるタクシーと、きちんとメーターを使うタクシーがあります。言い値のタクシーは基本的にぼったくり。メーター利用の3~5倍ほどの値段を提示してきます。2度目のタイということもあり、このことを知っていたので、メーターのタクシーを探したかったのですが、面倒くさくて…。
結局話しかけてきてくれた運ちゃんのタクシーでバスターミナルに行くことに。

見事なぼったくりタクシー

最初に提示してきた料金は500バーツ(約1700円)。交渉して400バーツになりました。この時、高速代も含まれているか確認しました。
バンコクのほぼ中心にあるフワランポーン駅(現地の人はクルンテープ駅と言う人が多いらしい)から、カンボジア行きの国際バスが出るモーチットバスターミナルまでは、高速を使って15分ほど。
しかし、走りだすと料金所の手前で、謎の100バーツを要求され…。
最初に確認した高速代も含まれてるって話は??
前回のタイ旅行の残りを持ってきていたので助かりましたが、改めて考えてもよく分かりません。
結局合計500バーツを支払ってモーチットバスターミナルに到着しました。

モーチットバスターミナル

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前回のタイ旅行でも、メークロン線路市場に行くロットゥー(バンタイプの乗り合いバス)に乗るために来たバスターミナル。
2回目なので謎の安心感がありました。
時間は6:30.予約しているカンボジア行きのバスは9:00発。2時間30分空き時間があったので、バスターミナル内で朝ごはんを済ませることに。

ロットゥー乗り場とバス乗り場が分かれているため、バス乗り場の中に入るのは初めて。とにかく大きくて、日本では考えられない規模のバスターミナルです。

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朝早かったということもあり、あまり店が開いていなかったのですが、1軒だけ開いているワッフル屋さんを発見。テイクアウトで購入し、セブンイレブンで飲み物を買って、待合スペースで時間を潰しました。

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カンボジア行きのバスはどこ?

とにかく広いバスターミナルなので、まずは乗り場探し。
インフォメーションの人に、チケットを見せて乗り場を教えてもらいました。
今までいた待合スペースは、だれでも利用できる場所ですが、中に入ると、バスのチケットを持っている人しか入れない待合スペースがあり、そこでバスを待ちました。

予約していたバスはシェムリアップ行き。しかし乗り場に停まっているバスはプノンペン(カンボジアの首都でシェムリアップよりもまだ先)行き。
運転手にこのバスで間違いないのか確認すると、合っている様です。
乗るバスを無事発見することができました。

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シェムリアップに向けて出発

前面からの景色を楽しむために、一番前の窓際の席を予約していましたが、その場所にはすでに知らないおばさんが座っていました。なので違う席に。
中は普通の観光バスのようなつくりで、2-2の座席配置でした。これが夜行バスなら辛いですが、そうではないので良し。前後の感覚は少し広めでした。
このバスで約10時間かけてシェムリアップへ向かいます!

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運転士は3人交代制なので、安心です。
(安心できるバス会社を選んだので当たり前っちゃ当たり前)

国境手前の街で

走りだして約4時間、バスはいきなり脇道に入りました。そこでバスに乗り込んできたのは、ショットガンを携帯した軍人。
国境手前だからなのか、全員のパスポートチェックが始まりました。
軍人が銃を携帯して乗り込んできた時はさすがに焦りましたが、何事もなかったかのように軍人はバスを降り、出発。

そこから約50分、タイ側の国境の町アランヤプラテートに到着。小さなごちゃごちゃしたバスターミナルで、トイレ休憩兼弁当の積み込み。
ウインナーがメインのインスタントピラフのようなものが配られました。普通に美味しかったです。

国境に到着

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アランヤプラテートを出てすぐ、タイとカンボジアの国境に到着しました。
バスの乗務員が「ビザの取得代行するから全員写真撮るで」と言って、乗客全員の顔写真を撮って回りました。
そして「バス降りたらオレについてきて」と言いますが、これについていくと、自分でアライバルビザを取得するよりも値段が高くなるので、フル無視。他の乗客もフル無視だったので、良いでしょう。

陸路でタイからカンボジアへ国境越え

バスを降りて、まずはタイの出国審査場へ向かいます。
空港の様に、出国から入国までが一連の流れでルート上にあるわけではないので、どこに行けば良いのか全く分かりませんでした。
同じく迷っている日本人がたまたま2人居て、一緒に悩みながら出国、ビザ取得、入国と済ませることができました。

アライバルビザの取得は、顔写真が必要なので持ってきていた写真とパスポートとその場で書いた申請用紙を窓口に提出して10分ほど待つだけ。
窓口の人に「休日だから3バーツくれ」と言われ、ここでもまた謎のバーツを支払いました。

出国からビザ取得までは30分ほどで終わりますが、長いのはここから。
入国審査場が小さくて、大混雑。1時間程待たされました。

カンボジアに入国

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そんなこんなで無事入国。
この度で一番苦労しました。やはり陸路での国境越えは一味違うと感じました。

ここはポイペトというカンボジア側の国境の町。
カジノが幾つかありました。
タイから乗ってきたバスも、カジノの前で待ってくれています。
とにかく暑いので、クーラーの効いたバスの中で他の乗客が入国し終えるのを待ちます。

シェムリアップへ向けて再出発

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16:00頃、バスはシェムリアップに向けて再出発。
特に決まった出発時刻があるわけではなく、乗客全員が戻ってきたら出発するようです。

カンボジア側はタイほど綺麗に道が整備されおらず、砂ぼこりを巻き上げながら進みます。
窓から見た景色には、家畜の牛や豚が道を歩いていたり、看板の文字がタイ語からクメール語に変わっていたり、非常に面白かったです。
違う国に来たと実感しました。

ここで事件が

カンボジアに入ってシェムリアップに向かっているバスの中で、エアアジアから一通のメールが来ました。

「We regret to inform you that AirAsiaX fright XJ612 scheduled to depart from Bangkok to Osaka on Tuesday. March 3,2020 has been canceled due to recent health situation.]

…????
これについては、次の記事で紹介するのでお楽しみに。

シェムリアップに到着

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19:00頃、ようやくシェムリアップに到着しました。
事前に調べていた通り、バス停には数台のトゥクトゥクが待機していました。バス会社の営業所がバス停代わりになっているため、トゥクトゥクを使って街の中心に行く以外何も方法が無いのです。

ここで出会ったトゥクトゥクの運ちゃんは日本語が話せるということで、宿までの無料送迎に加えて、次の日からの遺跡観光もお願いしました。

まとめ

今回は、タイのバンコクからカンボジアのシェムリアップまで、国際バスで移動したときのことを紹介しました。
飛行機で行けば1時間程ですが、それでは面白くない!という思いから決めた移動でしたが、貴重な経験になりました。
時間がある方は、このような移動も旅らしくて良いのではないでしょうか?
コロナウイルスの終息を願うことが先ですが・・・。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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