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忖度に疑問を感じる人生(5)

再会、そして2年後に結婚。

最初に、「その後の(互いの)人生に大きな影響を与える人」を紹介してしまおう(笑)
その人と最初に出会ったのは、小一の教室だった。つまり同級生。背が高いのが印象に残っていた。中学でも同級生(中一か)。高校に入ってからは出会うことが無かった。そして修士一回生の春、多分5月再会した。帰りの阪急電車の中で(と女房)。夕方、最寄り駅から続く混み合う商店街のアーケードを一緒に歩いた記憶がある(私)。その時、映画の試写会の券を手に入れていた。しかもペア券。一緒にゆく人を探していた。「映画を観に行かない?」何年ぶりかの再会なのに映画を誘う強引さ(笑)映画のタイトルは「八甲田山」。本「八甲田山-死の彷徨」を映画化した作品。このとき「はっこう」と聞いて「発酵」と思っていたと昨日初めて聞いた(笑)その映画が日本軍の雪中行軍の遭難を扱ったものと試写会当日分かって驚いたそうだ(高倉健主演)。
再会から約2年半後に結婚する。その立役者が主に3人。一人目は研究室の先輩Kさん。「八甲田山」の数ヶ月前にもサミー・ディヴィスJrのコンサートチケット(ペア券)が当たった時、音楽好きのK先輩を誘った。そして中之島フェスティバルホールでのコンサートの途中か終わってからか、彼が私に尋ねた。「どうして俺を誘ったの?女の子を誘えば良かったのに」と。コンチクショウ!「次ペア券当たったら、女の子を誘うぞ!」と心に決めていた。心に決めたことは実行有るのみ(笑)単純といえば単純(笑)
付き合いが始まった。彼女は社会人、私は学生。梅田や難波で会ったり、兄の車を借りてドライブしたり。映画は愉しいモノを所望された。でも、論文作成が忙しくなった修士二回生秋、付き合いは一旦終了した。
入社1年目に、結婚への2番目の立役者が大病する。(この続きは後ほど)

(小休止)サミー・ディヴィスJrを知ったのはサントリーホワイトのTVCMだった。

(つづく)

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