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歴史本の読書は私にとってセラピーでもあるのかも

読書が趣味で、年間100冊はくだらない読書量(恐らく120冊程度)だと思うのですが、その半分はビジネス・仕事関連、半分は歴史や哲学の関連にあてています。
 
歴史や哲学の本についてはは、だいたい寝る前に1時間ほどお酒を飲みながら読んでいて、結構それが至福の時間になっているかもしれません笑。
 
ここまで読書が趣味ながら、最近まで知らなかったのですが、メンタル療法の一つに読書療法があるとのことを知りました。読書を習慣化すること等を通して、うつ等から回復したり、予防したりする効果があるそうです。
 
これ自体は、読書による脳の活性化等、生理学的な因果関係もあるみたいですが、私自身もなんとなく理解できる面があります。
 
特に、歴史の本を読んでいる時は、本を通して何百年、何千年も前の時代に飛んだり、その時代の情景、出来事を頭の中でイメージしたりすることを通して、
 
大きな時代の流れの中で自分を相対化することができ、あまり小さなことにこだわったりせず、大局的にものを考えることができる一助になったりしているのかなと思うこともあります
 
あとは、歴史上の人物、それも偉人と言われる人達でもみんな完璧ではありません。
表面的な学びだと偉業だけでしょうが、深く知れば知るほど、完璧でなく、欠点も見えてきます。
 
そういう完璧ではない側面をみることも、ある種自分の安定剤にもなっているのかもしれません。その人物達が完璧でない側面について努力し続けたことについての学びも交えながらですが。
 
私はメンタル療法に詳しい訳ではありませんが、精神的な行き詰まりというのは、一面的な見方を自分の中ですることから起こりやすいとも聞くことがあります。
 
歴史に限った話ではありませんが、読書を通して「自分の見方」だけではない「他者の見方」を取り入れることは、精神安定上の効果があることはうなずけるものがあります。

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