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親子上場株(その1)

インスピレーション:親会社にTOBされるんじゃね疑惑があった郵船ロジスティクスは割高で株価維持していて、結局プレミアム付きでTOBされた。以前保有していた日立物流も親会社の日立に買収されて美味しくプレミアム付きで買い取られた。など、資金に余裕がありガバナンス的にも指摘されやすい親子上場している子会社を親会社がプレミアムを付けて買い取るポテンシャルのある株をスクリーニングして探そうという回である。

親子上場している子会社のリスト:
ステップ1:ググるとまとめてあるウィキペディアページを発見
印象 → めっちゃあるやん
・多分既に買収されている・精査必要なのが複数あるが、一旦まとめると:
親会社:130社、子会社:219社(合計349社)一旦ここでSTOP。次回以降は下記を考える:

親会社が買収する理由・条件を考える
・ある程度資金(資金アクセス)がないと買収できない
・子会社の業績がそこそこ良い?←必要?
・子会社を買収している流れがある(例:日立)
・持ち分を売り出すことが断定されていない(されている場合もあるe.g. 日本郵政HD)

上の条件である程度フィルタリングしてリスト化・ポートフォリオ構築検討
・最後それらの銘柄 x n をどのようなウェイトで保有するか
・イコールウェイト?
・時価総額、加重?

リスク:親会社が持ち分を売り出すパターン
・親会社が主要株主の場合、持ち分を売り出しすると大量の売りプレッシャーが発生するため株価にはネガティブ。良い例:日本郵政HDは子会社であるゆうちょ銀行、かんぽ生命の持ち分を数年かけてある一定まで下げる事が既に以前から決まっている。

逆パターン:
・親会社時価総額 - 子会社時価総額 x 持ち分 = インプライド親会社時価総額
→ インプライド親会社時価総額が少なすぎる(対資産だったり、そもそもインプライド親会社時価総額がマイナスとなると実質親会社の株を買えば子会社を安く買っていることになる)

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