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『マントヒヒの憂鬱』


怒っている

とても怒っている

暴れてしまいたいほど怒っている

この怒りは今に始まったことではなく

昔から怒っていることである

しかし、そろそろ怒りも限界に達してきた

文章にして怒りを吐き出さなければ

居ても立っても居られない

それくらいに

マントヒヒの扱いに怒っている

マントヒヒの扱い方に怒っている

マントヒヒへの軽率な扱い方に怒っている



今回はそんなマントヒヒについての

世間への怒りを綴っていこうと思います


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


さて、皆さんは『マントヒヒ』という言葉を

最近いつ使いましたか?

思い出してみてください

それはどんな時に使いましたか?

よく考えて思い出してみてください


レッツ・シンキング・タイム♪


カッチ…カッチ…カッチ…カッチ…

カッチ…カッチ…マント…ヒッヒ…

カッチ…カッチ…カッチ…カッチ…


はい!タイムアップです。



どうでしたか?思い出せましたか?



おそらく皆さんはマントヒヒという言葉を

こんな感じで使っていた事だと思います


⚫︎しりとり→りんご→ゴリラ→ラッパ→
パイナップル→ルビー→ビー玉→マントヒヒ



ほとんどの人がこの王道の流れで

マントヒヒという言葉を使用したと思います

自分はこの現状に怒っているのです


具体的に何に怒っているのかというと


マントヒヒは動物であって

《しりとり》の道具ではないということです

日本のマントヒヒの粗雑な扱い方に怒っている

何をそんなに怒る必要があるのか?

こんな声が出てくるのも理解できる

そんな人には是非この下のグラフを見てほしい

日本のマントヒヒの消費率は

このようになっているのです

       (※日本マントヒヒ協会調べ)

このグラフが示すように年々、右肩上がりで

マントヒヒが《しりとり》に使用されている

この負の流れは止めることはできない

2050年には100%に近い頻度でマントヒヒは

しりとりだけに使用されるのではないかという

社会学者の論文も発表されているみたいだ

これは大変な危機である

マントヒヒ危機なのである


ちなみに各都道府県別の

マントヒヒ使用率も見てみましょう

これは酷いですね…

棒がいっぱいありますもんね

こんなに棒がいっぱいあったら大変ですよ〜

このように首都圏では、かなりの頻度で

マントヒヒの使用率をたたき出している現実

それにしても石川県の使用率は多すぎですね…

棒が2本もあるじゃないですか…

2本も棒があったら大変ですよ〜





ちなみに地球規模でも見てみましょう

あらっ真っ赤!

大変ですよ!日本が真っ赤になってますよ

マントヒヒで真っ赤になってますよ

これはいけませんよ!

こんなに真っ赤では国連が黙ってませんよ

こんなに突質して日本だけが真っ赤だったら

国際問題にもなってしまいますよ!

世界大マントヒヒ危機ですよ!




これらのデータをふまえて世間の皆はもっと

しりとり以外の使い方で

マントヒヒを登場させるべきなのです



ちなみに、これだけは断言しますが

自分はマントヒヒの回し者でも

マントヒヒの友達でも

マントヒヒの上司でも

マントヒヒ協会の会長でも

マントヒヒ社会学者でもない

マントヒヒとは何の利害関係もない

一般の市民なのである




ここまでの怒りの熱弁を読んで

何でお前はそこまでしてマントヒヒの肩を持つのか?!

と思われている人も多いと思う

自分はマントヒヒの肩を持ってはいない

ただただ日本におけるマントヒヒの消費率が

しりとりにしか使用しないことに

危惧しているだけなのだ


なので

これだけはもう一度、断言しておきたい!


自分はマントヒヒの親戚でもなければ

マントヒヒの親友でもなければ

マントヒヒの配偶者でもなければ

マントヒヒのメル友でもなければ

マントヒヒのベル友でもなければ

マントヒヒのママ友でもなければ

マントヒヒのアマ友(アマチュア無線)でもなければ

ましてやマントヒヒ財団のCEOでもないのだ

マントヒヒの株価が上がったところで

自分には何一つ利益なんてない

ただただ世間のマントヒヒの扱い方について

怒っている普通の一般の男なのです



どうか皆さん、もう少しマントヒヒの扱い方に

バリエーションを持ってほしい

マントヒヒはマントヒヒであって

しりとりの便利な道具ではないのだから…


なので

もしも今後、しりとりで『ま』が回ってきたときは

マントヒヒ以外の言葉を使用してみてほしい

そして、もう少し日常生活の会話の中でも

マントヒヒの話題をして盛り上がってみてほしい

ひいては、日本に第一次マントヒヒブームを起こし

日本に明るいマントヒヒの未来を築いてほしいのです



✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


今回はそんなマントヒヒへの扱い方について

世間への怒りを綴りました

もうすでに皆さんもご存知の通り

今回はかなり無理のある、ふざけた文章でしたね

なぜこのような事を綴ったかというと

『マントヒヒ』という言葉だけで

最後まで書き終えてやろう!

という訳の分からない任務に挑戦してみたくなったからなのです



皆さんの貴重なお時間を使って

ここまで、拝読して頂きありがとうございました

今後、皆さんの脳内に

しりとりで『ま』が回ってきたときに

このマントヒヒの文章が脳裏をよぎって

マントヒヒの呪いにかかってくれたら

とても嬉しいことです。


それではまたCiao!

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