見出し画像

少食で開運

みなさん、開運好きですか?

江戸時代の人相占い師に、
水野南北さんという方がいます。

その方がいろいろ調べて、
・人相が良くても少食ではないと不運
・人相が悪くても少食にすると健康で長生きする=運が開かれているとも言える
と結論付けたそうです。

江戸時代にもあった現代病に関する部分なども、
食に関連することもあり、
健康も開運には大事な要素ということで、判断したようですね。

厄年であったり、そういう時期に、食を慎み少食になることで、
大難を小難、あるいは吉に変えることができる。
と言うのは結構分かりやすいですが、

中程度の身分(当時の表現なので現代に置き換えて考えてください)
の人が、身分の高い人と同じような身分の高い食事を取ると、
身分の高い食事をしてしまっているので、
昇進は望めない。
逆に中程度の身分でも、身分の低い人と同程度の粗食であると、
その差の分の徳を貯めていることになる。

少食になることが陰徳を積むことになる、ということです。

美味しいものがあふれている現代では、
なかなか耳の痛い話ではありますが、
江戸時代と粗食という概念が違うと思いますので、
かんたん?にできるのは少食ということになるかと思います。

考えてみれば、
おいしいものをたくさん食べたい、
と言うのは欲で、
それを満たしてばかりでは、
本能に振り回されていることになります。
欲を意識し、行動を抑制できなければ、
それ以外のことでも抑制ができず、
自分のことをコントロールできずに
トラブルや不運になると言うのは道理が通るように思います。

参考にはならないと思いますが、
私は、30代中盤くらいまでは概ね普通の人くらいの食事量でした。

ある時自分のお腹を見て、
これはちょっと残念だなと思いまして、
色々食事を変えたりしました。

少しずつ食べる量が減ったと思いますが、
より減ったのは、ある時期の
夜8時位までに食事を済まし、
翌朝は食べず、お昼まで16時間程を水しか取らない、
という生活を3ヶ月ほど続けた時だと思います。

それをしたことで、
平均よりは恐らく少ない量しか食べなくても良いようになったと思います。


ちなみに、人からのもてなし、ごちそうの場合はどうすれば良いのかというと、
この南北さんの説では、捨てろ、なんだそうです。
ごちそうされたものを多く食べることは、浪費であり、徳の消費であり、食を捨てるというのは、食を他に施すことで徳、という結論だそうです。
この部分は中々現代では判断が難しいところですね。

-----

心や身体を癒すお仕事をしている人が、
より豊かに仕事をするためのヒントをお届けするメルマガをお送りしています。
https://kenando.com/mailmag

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?