トヨタのカーデザインを考える その2

先日、信号のない交差点で右折するために一時停止したところ、右方向からトヨタの新しい小型SUVが減速しながら近づいてきた。ウィンカーも出さずに減速していたため不思議に思い注目すると、縦長の黄色いライトの点滅に気がついた。

普段はすぐにわかるウィンカーの点滅を認識するのに時間がかかったのは、ヘッドライトから離れていて、縦長の形状であったからである。もし夜間であれば問題ないが、日中で接近した状態では、すぐに気づくことは難しいのではないだろうか。

これまで目にしてきた方向指示器は、少なくともヘッドライトの上下左右のいずれかの場所に隣接しているかバンパー上に設置されていた。そのため、ウィンカーの確認はヘッドライトを注目すればよく、離れた場所まで注意する必要はなかった。

規定によると方向指示器の取付位置は制限されているが、ヘッドライトに隣接させる必要はないようである。しかしながら、奇抜で気持ち悪いデザインに飽き足らず方向指示器をわかりにくい場所に設置するトヨタのデザインは全く理解できない。