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チェックリストに逃げるのやめませんか?

個人の経験、ノウハウによらずに一定のクオリティでアウトプットするためにチェックリストは非常に効果を発揮します。
多くの組織でチェックリストが運用されているのではないでしょうか?

ただ、このチェックリストが行き過ぎた例を多々目にするのも事実です。
日本人はネガティブなことへの対処というアプローチが好きですね。何かミスをした時にそれを咎める形で組織をコントロールするのです。
ミスが起こった時には、二度と同じミスを繰り返さないということで、チェックリストにチェック項目として追加されます。どのように二度と同じミスを繰り返さないかという対策を考えた(?)結果、大した抜本的な対策を考え付くことができずに、結果、チェックリストに追加して必ず確認することでミスしないようにします。と。

と、いう流れで、
チェックリストは何か起こるたびに追加されるので、どんどんチェック項目が増殖していきます。こうして一度ミスして追加された項目は二度と削除されることもなく、辞書のごとくそのボリュームを増していくのです。
こうなると、効率的にアウトプットの質を上げるために効果的であったチェックリストがチェックリストに〇をつけることでいっぱいいっぱいになり、ついにはチェックリストを確認する時間がなくなり、活用されなくなります。

と、いうことに誰しも気付いていると思いますが、抜本的にやり方を変えることに前向きでない事なかれ主義の日本人組織ではチェックリストの肥大化に歯止めが効かない組織が本当に多いです。
その代案を提案できないということもあるかと思います。
それでも、この現状を続けていても良い状態ではないわけなので、何か手を打たないといけないのです。

チェックリストに追加するなどという愚行はそろそろやめて本当に必要な対策を真剣に考え、変えていきませんか?

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