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Mt/Mt Lab. 建築設計の仕事を少しでも解放し、設計者の職能をより有意義なものに…

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Mt/Mt Lab. 建築設計の仕事を少しでも解放し、設計者の職能をより有意義なものに変えていくことが使命 /Grasshopper解説

マガジン

  • #建築系Grasshopper解説

    Rhino上で使用できるビジュアルプログラミングGrasshopper関連について解説していきます

  • #しごとの心得

    仕事に関連するコラムを中心にまとめていきます。 あくまでも個人的な見解ですが、何か1つでも響けばと思います。

  • GHコンセプトPJ

    Rhino上で使用できるビジュアルプログラミングGrasshopper(GH)を用いてコンセプチュアルなPJを解説していきます

  • 建築系Midjourneyの参考note

    画像生成AIの1つMidjourneyを建築分野で使う際の参考になる記事をまとめていきます

  • 建築パース作成のためのMidjourney研究-建築家×用途

    個人的に気になる建築家を手当たり次第100ほど選び、それぞれをPromptに入れてみての検証結果をデータベース的に並べた実証実験になります。 実際のPromptもそのまま公開。どの建築家とどの用途をPromptに入れるとどれだけその影響が表れるのかがわかるといろいろPromptのヒントになります。

最近の記事

  • 固定された記事

Grasshopper解説Contents

Params//-パネルを作成する 0..10-スライダー作成のコツ Boolean-True or False Value List-リストから選択する Scribble-キャンバスに注釈を書く Import Image-画像を表示する Galapagos-最適化 Jump-キャンバスを瞬間移動 Data Dam-入力データをダムの様にせき止める Data Recorder-データを貯める MathsMaths-計算系コンポーネント Larger(Smaller) Tha

    • Equality-イコール

      数値リストでイコールによって条件分岐するコンポーネント『Equality』です。 条件分岐でセットで使われるコンポーネントには『Larger Than』『Smaller Than』もあります。 プログラムで重要な条件分岐の基本となります。 インプットの『A』『B』に比較したい要素を入力することで、結果がTrue or Falseでアウトプットから出力されます。 『=』はイコールのものがTrue、『≠』はイコールでないものがTrueで出力されます。 『Equality』コン

      • AIさんと仲良く付き合っていくには

        中に人入ってるんじゃ?というくらいに自然に会話できるChatGPTなど生成系AIが台頭してきました。 で、実務として何をやってもらえるかに皆さん一生懸命取り組んでますね。 いろいろな事例に触れてくる中で、生成系AIの特徴として「ロジックで考えていない」というところがやはりポイントなんだと感じてきました。 雰囲気で読むのが圧倒的にうまいということです。 なので、ロジックで考えれば間違いなく正解に辿り着く話であっても理論的に100%の回答は返せないですし、逆に理詰めで考えても考

        • 目標設定=宣言の書き方

          そろそろ年度末。そして新年度が見えてきた方々も多いのではないでしょうか? 期末には成果をとりまとめ、期初には新たな目標設定をすることになります。 成果をまとめる段になって十分な成果が書けない、、と、ならないためにも目標設定の段階でしっかりとゴールを見定めておくことが大事になります。闇雲に高過ぎる目標設定をしても達成できなければ評価に響くというのがそれなりの組織規模でのあるあるです。 ゴール(成果)までの道筋(技術的手法)まですでにしっかりと見えているものに限って、その対応ボ

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        • #建築系Grasshopper解説
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        • GHコンセプトPJ
          11本
        • 建築系Midjourneyの参考note
          24本
        • 建築パース作成のためのMidjourney研究-建築家×用途
          13本
          ¥400

        記事

          BIGの『Vancouver House』を題材にGH書いてみた

          建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG(Bjarke Ingels Group)のファサードデザインです。 ファサードの特徴としては地上の三角形と頂部の四角形を滑らかに結んだトップヘビーの建築ボリュームです。 今回はこのファサードデザインをシミュレーションするGHを書いていきます。 この建物ボリュームの成り立ちには敷地からの制約条件があり、地上においては橋から30mセットバックしなければならず、この条件によって地上部では三角形の建築可能範囲になっています。 しかし地上を走る

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          BIGの『Vancouver House』を題材にGH書いてみた

          髙木秀太事務所白書mome

          はじめに 2023年3月21日~26日にかけてTwitterで書いてた読書感想メモですが、ふと思い出して見返そうとしたときに中々面倒だったのでまとめておきます。 (基本的にそのときの原文ままです) 01 東京タワートップデッキ 三角形分割。 角三角形は完全ランダムなんだろうか?ファブの生産性なんかはパラメータになってたりする?ミラーの反射で映り込む景色も評価したい。しかし施工する人大変そうですね。 相関図がおもしろい。これぜひ自分のPJでもやってこう。 02 NTT

          髙木秀太事務所白書mome

          完璧主義より行動主義

          向かうべき方向がわからないとき、どうするべきか? わからないからと言ってわからないまま動けずにいると、何も状況は変わりません。 状況を変えるには、まずとにかく動いてみることです。 誰かに聞いてみれば何かが見えてくることもあるだろうし、何か小さく(「小さく」というのは1つポイントです)試してみることで見えてくることもあります。 人間誰しも完璧ではないので、わからないことがあるのは当然。ここで完璧主義を装うことなく、行動主義でまずはとにかく動いてみることがゴールへの第一歩です

          完璧主義より行動主義

          Negative-正負を反転する(-1を掛ける)

          正負を反転する(-1を掛ける)コンポーネント『Negative』です。 Surfaceを用意し、『Extrude』でZ軸の上方向に押し出した立体を押し出す方向に『Negative』コンポーネントを入れることで下方向に押し出した立体の例です。 インプットの『x』につないだ値に-1が掛けられ正負反転した値が『y』から出力されます。

          Negative-正負を反転する(-1を掛ける)

          Stream Gate-ゲートで出力先を切り替える

          ゲートで出力先を切り替えるコンポーネント『Stream Gate』です。 インプット『G』(Gate)に指定した値によって出力先が切り替わります。 『G』(Gate)に指定した数値によってアウトプットの対応する箇所から出力されます。出力される要素はインプットの『S』(Stream)に指定した要素です。 出力先の0、1、・・・はコンポーネントを拡大して「+」で適宜増やすことが可能です。

          Stream Gate-ゲートで出力先を切り替える

          Stream Filter-ゲートで出力を切り替える

          ゲートで出力を切り替えるコンポーネント『Stream Filter』です。 インプット『G』(Gate)に指定した値によって出力が切り替わります。 出力される要素はゲートで指定したインプットの0、1、・・・になります。 0、1、・・・はコンポーネントを拡大して「+」で適宜増やすことが可能です。 以下は、インプットの0に矩形、1に円形、2に三角形をあらかじめインプットした例。 Gateへの指定には『Value List』を利用することでわかりやすくなるのでオススメです。

          Stream Filter-ゲートで出力を切り替える

          コンピュテーショナルデザインは「かた」を明快に作るデザイン手法

          察しのいい方はお気付きかと思いますが、タイトルの「かた」は、建築家 菊竹清訓の「か・かた・かたち」の「かた」です。 コンピュテーショナルデザインはデザインの検討をコンピュテーショナルに行う手法で、コンピュテーショナルとは、プログラムと言い換えることもできます。コンピュータプログラムによってデザインを検討するのです。 コンピュータプログラムを用いることで何が都合良いかというと、まずは圧倒的な計算力です。 その圧倒的な計算力によって、検討したい条件に対してパラメータ値を何度でも

          コンピュテーショナルデザインは「かた」を明快に作るデザイン手法

          [速報]建築系Midjourney V5.2 vs V6(α)

          Midjourney V6がやってきましたね! 本日、12/21から公開されてるようです。 V6になり、これまでのV5.2からPromptの書き方も大きく変わっているようです。詳しくはまたじっくり検証していきますが、とりあえず速報としてV5.2のときと同じPromptをそのままV6で使った場合の比較です。 1.Tower Condominium 2.Library 3.Expo Pavillion 他にも建築系Midjourneyの記事をたくさん書いてます。 以前の記

          [速報]建築系Midjourney V5.2 vs V6(α)

          BIGの『Kaktus Towers』を題材にGH書いてみた

          建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG(Bjarke Ingels Group)のファサードデザインです。 ファサードの特徴としては建物コア部分に対して正方形のスラブを階によって異なる回転を与えるというシンプルな操作で特徴的なおもしろいファサードを産み出しています。 今回はこのファサードデザインをシミュレーションするGHを書いていきます。 同様のコンセプトによる形態操作でデザインされたPJもあり、1つのデザイン手法として確立されているようです。 今回のポイントは階によって

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          割引あり

          BIGの『Kaktus Towers』を題材にGH書いてみた

          MetaHopper-便利アドオンツール

          「Meta」と付くだけあって、様々使えるアドオンツールです。 私もすべては使えていませんが、中でも重宝して使う機能ほ紹介します。 計算時間がかかっているコンポーネントの特定と分析です。 Grasshopperの標準機能でもメニューから Display>Canvas Widgets>Profiler として表示して確認はできますが、各コンポーネントの下に表示されるという仕様になっています。 対して、MetaHopperでは、各コンポーネントの一覧として表示することができる

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          Midjourneyは建築家を知っているのか?

          画像生成AIのMidjourneyでPromptに建築家名を入れることでそれっぽい影響を受けた画像生成ができるのはご存じの通りです。 100の建築家名と様々な用途を掛け合わせて実験してみた記事も書いてますので、以下のマガジンをどうぞ。 建築家名をPromptに入れることで確かにそれっぽく生成されるものも多いですが、どれだけ建築家名が認識されているのかについて検証してみました。 検証手順は以下の通りです。 建築家名をPromptに入れて画像生成する 生成された画像をMid

          Midjourneyは建築家を知っているのか?

          建築パース作成のためのMidjourney研究-建築家スタイル×用途データベース『Kindergarten』

          はじめに建築パース作成をお絵描きAIのMidjourneyでやってみる研究の続きです。 以前の記事は以下にリンクを貼っておきますので、こちらも併せてよろしければ参照ください。 『建築パース作成のためのMidjourney研究-建築家スタイル×用途データベース』記事シリーズで前段部分は共通です。読み飛ばして本題へ進んでください。 建築家をPromptに入れることで特徴的なスタイルの作風に表現が引っ張られることはよく知られています。 代表的なのは『Zaha Hadid』や『安藤

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          建築パース作成のためのMidjourney研究-建築家スタイル×…