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喜多村英梨の現在地ー最新アルバム『IЯiDÉSCEИT%V!SIØN』を聴いた一般キタエリファンの感想

はじめに

 2020年7月16日に喜多村英梨のアルバムがリリースされました。

 これがまた現在のキタエリにしかできない音楽の表現になっているなぁと聴き込んでいてしみじみしたので、私には音楽の専門知識はないのでレビューは書けませんが、感想をメモしたいと思います。
 また、ライブで聴いた印象も覚えている限りで(ここ重要)メモしておきます。

1『D!zzy ... &』

 うおー!キタエリの王道ロックだ!とブチ上がり。たまらん!と思ってる人多いと思う。私はそう。(ライブ後)うおー!きたー!!うえーい!!

2『SynApsE』

 ツーバスが鳴って畳み掛けるようなオケに束縛強めな歌詞にグイグイ押されながら、聴かせてくる。(ライブ後)神曲。楽しすぎる。生楽器たまらん。ライブ映えしまくり。

3『ヱゴヰズム』

 リリースから2年も経つんですね…!待ってました…!激しいツーバス、深いベースラインに直球で不満ったらしくてダークな歌詞が染みるんですよ。(ライブ後)うおーーメタルのノリたのしーー

4『ANGER%』

 サビで正確に歌詞を刻んで歌い上げ、コーラスは美しい一方で、シャウトが響く。キタエリ楽曲の両面性、多面性が存分に出ていて唸りました。(ライブ後)みんな大好き。ライブ映えするし、こっちはこっちで煽られるし楽しい!

5『禁断果実』

 聴くたび歌詞と歌唱が王道カッコイイ、…だけじゃなくて激しいオケとのギャップで浮遊感がすごいっす。(ライブ後)生演奏たまらん曲。音に当たる。キタエリの声の伸びにテンションぶち上げです。

6『Belief in Oneself』

 ギターのリフがくそかっこいい。なめらかなキタエリの歌唱が合わさって、聴取後はものすごい満足感。。。(ライブ後)聴き入った。ただ聞き入った。

7『SH!NE GO!NG UP』

 もはや懐かしい(?) 音も構成も遊び心に溢れてるけど、歌詞のメッセージはとてもまっすぐなんですよね。こういうところです。(ライブ後)めちゃくちゃに楽しい!

8『HOLy×SH!T』

 「メンヘラ」の歌詞が印象的(今回のアルバムに多いような気がしないでも…笑)。A→B→サビと進むにつれて緊張感が高まっていってからのハッピー感で謎の感情になります。(ライブ後)くそ楽しい。メタルしましょう。

9『ETERNiTY』

 「抽象的」かつ聴く人を勇気付ける歌詞に厚く響くキタエリの感情が乗った歌声ですよ。人類絶対みんな絶対好き。でかい感情はどんだけ歌ってもいいんだから。(ライブ後)ぴょんぴょんしてた。キタエリの表現力〜 ブリッジの「つまり君を好きってこと」のところ、会場の客全員が自分のことじゃんと思いながら聴いてた。

10『虹色』

 バラード!?好き!!となったけど、慌てず落ち着いて歌詞を聴くと、全くありきたりなものになってないことに驚く。
 「挫けそうになっちゃう日でも」の「なっちゃう」にわかるように、あえて話し言葉を導入することで登場人物に感情移入を促している。   
 こうしてみるとETERNiTYとは反対に、キタエリの表現力を「具体的」な感情移入の方に振り向けている。すごいね。(ライブ後)エンディング感がすごかった。聴き入るよ。キーボードたまらん。

11『ヱゴヰズム (- Pf MiX -)』


 歌詞の不満ったらしさが直接伝わってきます…!新たな発見があって楽しいす。

12『禁断果実 (- Pf MiX -)』


 歌い上げが艶っぽくてたまりません。歌詞のかっこよさに改めて気付きます。

13『SH!NE GO!NG UP (- Pf MiX -)』


 ピピピピの声が好きです。別売りしてください。

おわりに

 勢いで書いたけど楽しいですね。
 キタエリはライブで、アニタイがないとか自虐?のMCがあったけど、こうしてみるとアニソンやキャラソンの持っている抽象的ででかいこととか、キャラになりきって感情移入できるところとかの良いところを吸収して自分のものにしていることに気付きます。
 自レーベルに移ってメタル(ゴシック、シンフォニックというんでしょうか)をゴリゴリにやることで不満とかの不健康なところを表現するようになっています。これもまた良いんですよ。
 そうすると、あれ?今のキタエリってなんでも表現できるんじゃない?と思ってきます。
 追加公演が10月2日にあるようです。歴代カバー曲も聴けるかもしれません。是非行きましょう。


 ここまでお読みいただきありがとうございました。
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