池尾 健 / Flat Collaboration / Intellectual Innovations / Tourism Academy Somewhere

皆と「拡張する観光教育」を作ってる人。ホテルの皿洗いから、ニューヨークでの大学院修行(…

池尾 健 / Flat Collaboration / Intellectual Innovations / Tourism Academy Somewhere

皆と「拡張する観光教育」を作ってる人。ホテルの皿洗いから、ニューヨークでの大学院修行(NYU)を経て、ホテル投資・経営の道に。ゴールドマンサックス、フォートレスを経て独立起業。「おもてなし」と「お金」の溝を埋める活動から「教育」と「お金(キャリア含む)」のギャップを埋めることへ

マガジン

  • 学ぶこと、教えること

    コロナさんがやってきて急に大学はオンライン授業へ舵を切ることに。教員個々人みなそれぞれに取り組んでいるけれど、「これっていいのかな」「ほかのヒトどんなことやっているんだろ」に始まり、いろいろな情報共有できたら、と思っています!

  • 観光のこと、旅のこと

    「同じようなホテルばっかり作ってやばいんじゃない」と一般の道行く人ですら思っていて、それでも東京オリンピックまでは、ね、と2020年のお正月。それがいまや一変。世界が、社会が変わってしまいました。「ヒトの移動に制限」がかかり、「国と国の交わりが閉じていく」流れは、特にホテルを始めとした観光産業に大きな打撃を与えています。「物理的な泊まる場所」を提供することの限界は、before コロナの頃からも「コミュニティの内包」「メディア化」の担い手によって明らかになってきてましたが、おそらくwith コロナ、そしてafter コロナの世界ではまた「ホテルの定義や意味づけ」が変わっていく、そして変わっていく必要があるのだと思います。そういった新しい兆しを拾いながら、一方で従来のホテル産業がどのように挑戦し、また変節していくのか、をまとめていこうと思います。

最近の記事

NOT A HOTEL: 仮想と現実

前段。もはや「追っかけ」にすぎないのだが、本日大安吉日である2021年9月28日にNOT A HOTEL (https://notahotel.com/) の濱渦さん (https://twitter.com/shinji_hamauzu?s=20) が「販売開始」という大きな一歩を踏み出された。 もちろん前回書いたみたいに不動産サプライチェーンのイノベーションという文脈でも、不動産DXとしても大きな、大きなインパクトを与えられたと思う。 そして単純に「8億円のプロダクト

    • 中国旅行マーケット回復への道のり

      シンガポールの友人よりTHE ECONOMISTの記事が送られてきた。 「今後の観光マーケットについて」話をするとき、最近はややトラベルバブル系 (米国マーケットの超回復のニュースなど) のポジティブな話題に偏っていて、すこし食傷気味だったので、この記事自体は少し前 (2021.5.12) だけど自分自身リバランスできて面白かった。 The road to recovery for Chinese outbound tourismタイトルは「中国本土からの海外旅行が今後ど

      • NOT A HOTEL: 流通という文脈

        今朝NOT A HOTEL (https://notahotel.com/) の濱渦さん (https://twitter.com/shinji_hamauzu?s=20) のツイートをみて、ほんと不動産流通の芯食った話だなぁ、とめちゃ関心してしまいました。そこで自分自身の備忘もかねて久々のnote。 不動産のEC「不動産流通」というと従来のホテルや不動産界隈の方々からすると違和感あると思いますが、個人的にはNOT A HOTELのコアバリューの一つはここです。なぜならNO

        • 2020.12.3: 日本工学院ホテルコース特別講座

          とあるご縁があって、日本工学院という専門学校でお話しする機会があり、その記事ができたので、ここで文字起こしもかねて掲載しておこうと思います。 https://www.neec.ac.jp/department/it/business/hotel/ このホテルコース自体が昨年設置されたということもあり、基本的には18歳の専門学生ばかり。中年男性の自分としてはすこし気後れしたけれど、自分のキャリアを中心に、そしておそらく彼らがこの学校では「学ばない」であろう「投資」について話

        マガジン

        • 見つけたこと、気づいたこと
          2本
        • 学ぶこと、教えること
          16本
        • 観光のこと、旅のこと
          2本

        記事

          2020.9.11: HAMA/aloft TOKYO GINZA オンライン内覧会イベント

          ホテルでは初めて?のオンライン内覧会今年の10月1日に開業するaloft TOKYO GINZA (https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyoal-aloft-tokyo-ginza/)のオンライン内覧会イベントが無事終了。今回はマリオットさんからのお誘いを受けてHAMAと共催。最終登録数はなんと343名。3月末からはじめたHAMA Webinarシリーズでは最多。マリオットさんには↓みたいなプレスリリースを打ってもらったり、今日

          2020.9.11: HAMA/aloft TOKYO GINZA オンライン内覧会イベント

          2020.5.8: 立教大学観光学部「ビジネスコミュニケーション」w/ ゲスト:法政大学・田中研之輔先生

          ビジネスコミュニケーションというクラスようやく5月1日より立教大学の春期クラスが開講。もちろんオンラインによる実施が指示されている(zoom meeting:大学からは300名上限のmeetingアカウントが教員に付与されている)。 自分が担当する「ビジネスコミュニケーション」は、今期から株式会社Loco Partnersからのサポート(主に授業設計や、ゲストスピーカーのアレンジメントなどの人的サポート)を受けて実施。 株式会社Loco Partnersは、キューレション

          2020.5.8: 立教大学観光学部「ビジネスコミュニケーション」w/ ゲスト:法政大学・田中研之輔先生

          2020.4.7: Hospitality Tomorrow

          ホスピタリティ業界に関わる身として、ある意味で感動的なイベントに参加。といってもこんな時節柄、Virtual Conferenceにて開催、要はオンラインセミナー。 「Hospitality Tomorrow」と銘打たれたこのイベントはまさしくコロナショックで大打撃を受けている「ホスピタリティ業界の明日=将来/行く末」をテーマにセッションが組まれてた。 Beach Events社が主催し、参加者は、ホテルのオペレーター、オーナー、アドバイザー(投資・仲介等)などほぼすべて

          2020.4.1: 名古屋大学:オンライン授業に初めて関わる教員のための教授法(ティップス)

          旧帝国大学7校のうち一番若手w (1939年設立)の名古屋大学がオンライン授業で結構取り上げられることが多いような。

          2020.4.1: 名古屋大学:オンライン授業に初めて関わる教員のための教授法(ティップス)

          半端なものからの視点。

          すっかり世の中が変わってしまった感がある。 最初は過剰だと思われた手洗い・うがいも習慣化し、家でzoomミィーティングするのも当たり前。それがきっかけでなんだかんだ家族で過ごす時間が増え、5歳の娘もそれがすこし嬉しそう。「ライフイズビューティフル」ではないが、楽しい時間とまでは言わないまでも、そうやってその姿を見れることで、「ほのぼのとした笑顔の連鎖」が最小単位である家族にあるのはありがたい。 自分のキャリアは恵比寿にあるThe Westin Tokyoから始まった。最初