チャペック『白い病』文庫化のご案内


みなさん、こんにちは、阿部賢一です。

カレル・チャペックの戯曲『白い病』の翻訳ですが、noteで公開したところ、たいへん多くの方に読んでいただきました(2020/6/26現在、総計で1万7千ビューを超えました)。予想以上の反応に驚いていますが、同時にチャペックの先見性を感じていただけたのではないかと思います。奇しくも今年2020年は、チャペックの代表作『ロボット(R. U. R.)』(1920年)の刊行から百周年に当たります。あらためて、チャペックの作品を読み直す機会が到来しているように思います。

さて、もうひとつ、嬉しいお知らせです。チャペックの『白い病』の書籍化が決定しました! 今年9月中旬、岩波文庫として刊行されます。訳文を全面的に見直したほか、チャペックによる「前書き」、「作者による解題」も付録として収録します。noteで読まれた方も今一度楽しめる内容になっています。ぜひ文庫のほうも、手にとってみてください。

それではまた。

(2020/6/26)

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