「選ぶことが可能な選択肢の多さ」がこそが、豊かさの象徴
豊かな状態とは何なのか。
お金をたくさん持っている事なのか?
財産をたくさん持っている事なのか?
時間がたくさんある事なのか?
良い人間関係をたくさん構築している事か?
自由である事なのか?
誰からも信頼される状態なのか?
これらを持っている事は、間違いなく豊かさであると言える。
もちろん一つ一つが豊かさにおける重要な要素を占めるものの、これらを抽象化することで豊かさが何なのかという事がわかる。
それは、【選ぶ事が可能な選択肢が多い事】であると思う。
お金を持ってる事は、選択肢を大幅に拡大する。
資本主義においては、おおよそのことはお金があれば解決が可能。
財産を持っていることは、さらに選択肢を増やしてくれる。
お金的な要素はもちろんのこと、権威としてコントロール権を手に入れることもできる。
時間があることは、様々な選択肢を可能にする。
生きられる残り時間が長ければ長いほど、様々な可能性に挑戦できるし、やりたい事が果たせるチャンスが増える。
良い人間関係がある事で、様々な可能性が膨らむ。
会話を交わすことから愛を語り合うこと、時には対立すること含めて、様々な選択肢を取る事ができる。
自由であることは、縛られないということ。
それは選択肢が選びたい放題であるということ。
誰にも止められることなく、何でもできる状態。
信頼されていることは、選択肢を格段に増やしてくれる。
自分の思った事を外に発するだけで、簡単に物事が実現に向けて動き出す。
上記全ては選択肢を増やすものであり、その選択肢の実現速度を加速させるもの。
これらを沢山持っている事は、まさに選ぶ事が可能な選択肢が溢れているという事。
逆にこれらを持てていない、もしくは手放す行為という事は、その豊かさから離れるもの。
このことを考えながら行動すると、より選択肢を増やす、そしてより良い選択肢を取れるようにする事こそが目指すべき方向のように感じる。
お金や時間、人間関係において、様々なトレードオフが生じる。
その中でどれを選択するのかはその人の価値観次第。
全てを平等に比較することは難しく、時には中途半端に迷うことも多くある。
そんな時に選ぶべきものの基準は、まさに【選択肢】であるように感じる。
より良い選択肢を増やすためにできる行動は何なのか、よりベターな選択肢は何なのか、その数が多いほど余裕が生じる。
だからこそ、迷った時に常に考えるべきは選択肢。
その中でも特に自身にとって未知なものを選ぶという事が出来ると、その後の選択肢は広がりやすい。
未知を選択してさらに選択肢を増やしていく事、それこそが余裕を生み出していくとともに、どんな事があっても落ち着いて行動できる自分を作り出す。
1日に少なくとも1つ、未知を選んでみる事、それが重なった先には選択肢の大幅な拡大、豊かさがあるに違いない。
ありがとうございました。
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