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「見ざる・言わざる・聞かざる」をし続けた成れの果て

不都合な事実が、界隈を賑わせている。

以前までなら力を使って無理やり無視できたはずのものが、全く無視できなくなっている。

権力を持つ人が都合の悪い事が出てきた時にいかに逃げられるかを事前に考える、そのことに関してはものすごい技術力を発揮。

ずらしてそらして、なかったことにする。

避けてかわして、華麗にスルー。

誰だって都合の悪い事実に直面したくない。

そんな情報は知りなくもない。

そして万が一知ったとしても責任を取りたくない。

一方で都合の悪いところが切り取られて大拡散する世界。

意図しないにも関わらず、意図とは真逆の方向に進む世界。

誠実に対応しないことが、ある時にまとめて一気に跳ね返ってくる。

さらに蓄積したものに対しても複利が重なり、身動きが取れない。

そしてそのことに対する責任は回避できるかどうかという面に集中する。

回避スキルは磨かれるかもしれないが、本質的な解決には向かわない。

その結果として、更なる負の蓄積がどこまでも溜まっていく。



ある意味色々なことによってがんじがらめにされてしまって、身動きが取れない。

嘘とさらにその嘘をベースにした嘘があまりにも重なっている。

世の中が完全に飽和してしまっている。

これこそが、あらゆるものを見ざる・言わざる・聞かざるによって先送りした時代の成れの果て。

こんな時だからこそ、全てをリセットすることが良いように思えてしまうこともあるに違いない。

ただ、もし全てを表にして、不都合なありとあらゆる事を認めたらその時にどうなるとか。

全てが大混乱に陥る。

それこそ、世界中での秩序が意味をなさなくなるかもしれない。

その結果起こりうる事をいかに緩和できるかということに対して、あらゆる国やそれを超えた管理する人たちが考えているのかもしれない。

もしかしたら、時間とともに多少は緩和するのかもしれない。

とはいえ、本当に解消する事はできるのだろうか。



都合の悪い事の大公開があったら、周りは多くの混乱に陥る事があるかもしれない。

でも個人としての対策は、まだまだできる事が多いように感じる。

それは、あらゆる事を想定して、想像を膨らませてシミュレーションをしておくこと。

自分が信じていたものが嘘だった時にどうするのかをしっかりと準備する。

そして、自分の軸をより明確にするとともに、自分軸の権威性を自分の中で高めておく。

わがままである事を優先する。

それが少しでもできれば、多少はショックがあっても緩和される事はおおいにありうる。

何が起きてもおかしくない時代。

だからこそ、都合の悪い事であっても、しっかりと起きた事と事実を自分の目で「見る・言う・聞く」を行う。

その直面を受け止めて超えられる事ができれば、次にやってくる未来を多少は明るく出来るに違いない。



ありがとうございました。

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