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450M-D用の赤フィルター製作

 前回導入したラッキーの450M-Dですが、残念ながら赤フィルターが欠品してました。まあ無くても使えないことは無いんですが、印画紙を置いてしまった後に覆い焼きや焼き込みをする位置を確認する時とかには、やっぱりあった方が楽ですね。しかし自分、赤色の色覚がどうやら弱いみたいで緑や青の光より暗く見えるようで確認しにくいんですよね。そのうち検査してもらおうとは思ってますが…

Ilford Multigrade FB Classic のデータシートより抜粋

 多階調印画紙は大体580nm以下をカットすれば光を当てても感光しません。なのでそれっぽい赤のセロハンとかを挟んでやればいいんですが、写真用のR1フィルターが実はちょうどそのあたりの波長から光をカットしてくれます。

ケンコーのR1フィルター

 簡単な形なのでパパッとホルダーをモデリングしていきます。ところでフィルターのネジピッチって0.75mmらしいですね。Fusionにプリセットが無いので困ってましたがネットはやっぱり広いみたいで、誰かが作って置いておいてくれてました。

Fusion 360
Elegoo Saturn 2

 パパッと印刷してもらいます。相変わらずレジンが臭いです。こういう造形物は本当はFDM式の3Dプリンタ使ったほうがいいのはわかってるんですがいかんせん置き場所がもう無いもので…

剥がすの大変

 パパッと後処理します。臭い。

スプレー塗装

 パパッと色塗りします。サーフェイサー+つや消しブラック+つや消しUVカットのトップコートで塗ります。

完成

 M10x80 (p=1.5)のネジを支柱にしました。プリントしたホルダーをくっつけて完成です。次に写真焼く時はもう少し楽になりそうです。

ちゃんと赤い

 あ、STL置いとくので欲しい人いたら是非。

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