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【好きな街談義 vol.1】もし移住するとしたら… 長野県上田市 編

30歳を迎えるタイミングでコロナ禍に入り、人生について結構真剣に考えるようになって。

友人たちと「将来移住する?」「するならどこがいい?」という話題で話が盛り上がるようになった。


私自身は、東京の東側で生まれてそのまま育ち、江戸川区→市川市→江戸川区→練馬区→葛飾区→足立区、と引越しを繰り返しているものの何となく東京からは離れられなくて。

このまま地元にいたいな〜という気持ちもある一方で、「地方に移住して全然違う生活をしてみたい」という欲求がちらちらと顔を出し始めていたりもする。


なので、「移住するとしたら」をテーマに好きな街を挙げてみようと思う。
(好きな街がたくさんあるからおそらくシリーズになるだろう…)


※あくまで「移住するとしたら」の話であって、本格的に移住を検討している人の参考にはならないと思うので悪しからず…




長野県上田市

大学生の頃、卒論を書くために必要なフィールドワークを、ゼミの先生の伝手で上田市で実施する機会があった。それ以前にもスポーツ観戦で菅平に行ったことはあったけれど、上田市街を訪れたのは大学3年生の時が初めてだった。

上田をエリアに分けた図は、こちらを参考にするととてもわかりやすい。
(おいでよ上田 さん、お借りしました。ありがとうございます!)

こうしてみると、エリアによってまるで違う顔を持っていることがわかる。

また、上田市は縦に長いので、真田エリアから美ヶ原まで行こうとすると車で2時間ほどはかかってしまうので要注意だ。


お気に入り①柳町


旧北国街道の家並みが残る「柳町」は、大変風情があって、それでいて若い世代がの人たちがお店をやっていたりして、今と昔が混在する魅力的な場所である。上田駅からは自転車で5分、徒歩10〜15分ほどで行ける。

天然酵母パンを販売するルヴァン信州上田店
上田に行くたびにここでパンを買って帰る。
SAKE TIMEで5位にもなった「信州亀齢」を造る岡崎酒造
ここで買ったお猪口でお酒を飲む生活を送っている。
柳町入り口に佇む柳の木。


お気に入り②塩田平の風景

何といっても上田は「景色」が良い。
ああこれが日本の風景か〜 としみじみするほどに美しい風景なのだ。

あの細田守監督作品「サマーウォーズ」では、上田が舞台になっていて、映画の中でも美しい風景を味わうことができる。


2021年に訪れたサントミューゼから撮影📷
山の稜線がいい…!
2018年に訪れた別所線「八木沢」駅
いきものがかり「ふたり」のMV撮影地でもある。


お気に入り③別所温泉・上田電鉄別所線

上田の中でも特にお気に入りなのが「別所温泉」と「上田電鉄別所線」だ。

信州最古の温泉といわれ、あの木曽義仲も愛したとされる別所温泉。
公共浴場は朝6時〜22時まで開いていて、弱アルカリ性の泉質がお肌を磨いてくれる。

温泉だけではなく、別所線の駅舎も魅力的だ。

鮮やかな青色の屋根に、レトロな木造駅舎。「別所温泉駅」の文字の看板も渋くて素敵。

上田電鉄HPより引用
2014年に訪れた時に撮影した、別所線 千曲川橋梁。
2019年10月の台風の大雨で一部が崩壊、2021年3月に無事復活した(涙)

塩田平の素敵な風景を見ながら電車を貸し切ることもできる。


移住するとしたら…

上田に移住すると仮定した時のいいところ悪いところを挙げてみよう。

1. 東京まで1時間半で出られる

友人や両親が東京方面に住んでいると仮定して、東京までのアクセスの良さは移住ポイントが高い。また、高速バスもあるので、TPOによって使い分けもできそうだ。

新幹線:1時間20分〜35分・指定席で6,260円
高速バス:3時間30分・3500〜4000円

2. 街がいい
上田市のお気に入りポイントで挙げた通り、とにかく街が良い。
風情のある街並みや史跡に囲まれて生活できるのはとても魅力的だ。

また、アリオ上田には映画館も入っていて規模もかなり大きいので、生活に困ることはない。紹介しきれなかった上田城、北向観音、生島足島神社、鹿教湯温泉、美ヶ原、などの名所があって、さらに菅平エリアではウィンタースポーツも楽しめる。(夏はラグビーも見れる…!)

生活も、刺激も、どちらも欲張れるのが魅力的だ。

3. 車がないと生活できない
これは地方においてはどこでもそうだと思う。いかんせん私は普通自動車免許を持っていないので、もし本当に移住するとしたら免許を取得しなければ生きていけないだろうな…。

4. 気候が極端
夏冬どちらの時期にも訪れた実感として、夏は死ぬほど暑いし、冬はめちゃくちゃ寒い。

1月では最低気温が−10℃にもなるが、幸いなことに降雪は多くない。とにかくこの寒さに耐えられるのであれば移住したいなと思う。(耐えられるのか…?)




こんな感じで友人と移住の妄想を広げて楽しんでいる。

さて、本当に移住する日は来るのだろうか…?


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