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リスキリングとは⁉︎本当に必要な資格?

長いコロナ禍において、時間の使い方や自身の将来を見つめ直した方も多いのではないでしょうか。その中でリスキリングという言葉もすっかり浸透されましたね。

いざ資格取得を考えた際に「目的」「手段」について悩んでいる方もいるでしょう。
その点について、主観は入るが実務経験も踏まえた上で整理してみたいと思います。

〜人気資格と言われている2つ〜

▪️宅地建物取引士
・目的から考えてみる
→不動産の営業をしたい
→不動産会社に従事したい
(事務職でも会社によっては重要事項説明など任されることもある)
このように明確な目的があれば良いと思う。
ただし、必置資格(5人に1人必要)という理由だけでオススメというのは少々❓❓となる。
会社規模や地域によって差はあるだろうが「うちは有資格者が不足していて大変困っている」という話しをほとんど聞いたことがない。
さらに、人気資格で保有者が多いためか有資格者の採用募集をしてもそれほど苦労した印象はない。たしかに離職率も高い業界と言われてきたので有資格者が多いにこしたことはないが、資格よりも接客スキルや営業経験を重視される傾向が強い。
一方、目的として「手当て」が欲しいという方にはメリットでしょう。
※私の知る限り、大半の会社は手当てあり。

・手段から考えてみる
金融機関など様々な職種において、今や存続自体も危ぶまれる時代。
その中でもいわゆるホワイトカラーと言われる層の転職先として不動産業界や住宅リフォーム業界は良いのではないかと個人的には思っている。
たとえば、金融機関勤めをしていた際の融資経験や知識、保険の取り扱い、接客スキルなど身につけたノウハウ+宅地建物取引士を加えることで、結果的に住宅業界のサービス力向上にも繋がっていくと思う。
差別化により、収入アップの可能性大!

余談ですが、私の自宅によく塗装会社のチラシが入っていて営業担当者のプロフィールと「宅地建物取引士」と記載してある。それだけでも入口の印象としてはプラスになると思う。
住宅のプロと見られることで安心感を与えるのではないか。

転職について、方向性を決めかねている方でも住宅業界を選択肢に入れているようでしたら、信頼度を高めるという点において資格取得は手段の一つでしょう。
〜オススメ動画〜

過去問(3往復)+棚田先生の動画で資格取得は狙えると思います^o^


▪️FP(ファイナンシャルプランナー)
・目的から考えてみる
宅建士と相性が良いまたは必置資格でもなく意味はないなど、賛否が分かれていますよね。
私は長年住宅業界におり、実務という観点から話しをします。
⭐︎結論は相性が良い⭐︎
なぜなら、知識をもっている営業ともっていない営業では提案力に差がつくから。
〜理由〜
●高齢者の不動産所有率は高く住み替えなど、様々なシーンにおいて税金の不安もあること
●住宅メンテナンスの相談は減少せず、融資に絡んだ相談もあること
●年金減少などの不安要素も高く、ライフスタイルに合わせて提案をする必要があること
●相続対策(相談)は増えていくこと
●資産形成の意識は若年層に限らず、高齢者も意識が高いこと(老後のライフプラン)
                  etc
実務に沿った内容も多く、高齢化社会において不動産業界に限らず住宅リフォーム業界に従事している方にもオススメできる。
目的は、提案力の差別化→結果的に収入アップにつながること!

・手段から考えてみる
知識の習得により自身の資産形成や人生設計を考える際、その土台になる。
ただし、法改正や年金額・保険料・税金など様々な分野で変更や改正点も多く、「知識」を持っておきたいとの観点においてはインプットの継続性が必須だろう。
資格取得に要する時間と労力・継続していくイメージをもった上で判断すると良いでしょう。
人間、忘れる生き物ですからね(>_<)
〜オススメ動画〜

ほんださんFPチャンネルと自身が良いと思った一般の参考書のみで資格取得は狙えると思います!しかも、面白い(´∀`)

〜オススメ解説〜

ラスパーさんは的確な解説で、とてもわかりやすい(*^^*)
実技試験対策の解説とはいえ、実務に近い設例も多くスキルアップの継続にオススメです!

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