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〜空き家対策セミナーへ参加〜

各自治体や事業者が主催している、空き家対策セミナーに参加してきました。

今回は、首都圏の不動産会社に勤務している知人が講師を務めるということで、売買(空き家の売却)を中心とした話しを聞かせていただいた。


〜話しのポイント〜
< 不動産業界の仕組み >
⚫︎依頼する際、大手or地元業者のどちらが良いのかポイントを解説
⚫︎不動産売却査定についての解説
⚫︎媒介契約の種類について解説及び注意点など

< 不動産売却時の注意点>
⚫︎まずは現状を把握した上で、リスクなど対策を考えておくこと
※様々な事例を参考に解説
⚫︎売買契約書の確認が重要であること
※不動産会社任せにせず、契約内容をしっかり把握しておくこと
⚫︎境界トラブルや残置物の対処方法など

「空き家」「空き室」を売る時の注意点
上記のタイトルでのセミナーだったので、売却を前提とした話しでしたが、講演時間が約1時間というなかで要点を押さえられていて、とても分かりやすかったです^_^

知識があるからと、一般の方へ説明しすぎてしまうのは、かえって混乱させてしまうのだろうと自身の中でも整理が出来た1日でした。

空き家の悩みということは同じだったとしても、所有者の考え方やニーズは違う。
今回、参加させていただいたセミナーは来場者の多くが、70代前後の高齢者のように見えた。
・現時点で空き家所有者なのか、、
・空き家になる可能性がある不動産を所有しているのか、、
上記どちらのケースかは分からない。

一つ言えることは、空き家「利活用」の話しよりも空き家「処分」の話しの方が、興味は高いのだろうと何となく雰囲気として感じとれた。
「終活」という言葉が当たり前になってきている現代において、高齢者の負担を軽減しながら売却の提案やお手伝いをすることもニーズという観点では、お客様に喜ばれるのでしょう。

TVだったかYouTubeだったか忘れてしまったが、ふと思い出した、、
空き家特集で専門家が「住まいの終活」は、とても重要と言われていたことを、、、

〜まとめ〜
個人的には、空き家の利活用に挑戦していきたいという気持ちはある。

しかし、セミナー来場者の不動産売却に関する話しを傾聴している姿勢を見ていて、改めて柔軟性が重要であり顧客の意向を汲み取りながら提案力を高めていきたいと勉強になりました。

ここで、最近の相談事例を紹介します。
→土地の売却(契約済み)をしたが、引き渡しまでの条件である測量(確定測量)を進めることが出来ないとの話しでした。隣地所有者が押印してもらえないということが理由です。
測量図が古い、境界が不明などを理由に不動産を売却する際、売主負担で測量を行うことは一般的となっています。(確定測量)
私も何度か経験していますが、相続での代替わりや空き家を放置している場合には、隣地所有者と感情面からくるトラブルに発展しやすくなります。

既に空き家を所有されている方や、今後親族内において空き家になる可能性がある方は、早めに情報収集をしていく事をオススメします。
その際、「売却」「利活用」双方の目線で情報収集をされることで、新たな気付きや道筋が見えてくるのではないでしょうか。

※東京都空き家セミナー情報
最寄りの自治体に確認してみてください。


自身の学びのためにも情報収集をしつつ、、
引き続き、現場視点で書いていきます♪

※賃貸に着目して書いた記事です。
併せて、読んでいただけると嬉しいです♪

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