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〜FP1級合格への近道〜

いよいよ、FP試験まで約1ヶ月半ですね!
毎回、せっかく申込しても受験をされない方が一定数いるようです。特にFP1級は難関だし必置資格でもない、自己啓発としてFP2級までは頑張ろうと思っている方も少なくないでしょう。

先日、税理士兼司法書士資格者でもある法人代表の方と久しぶりに打ち合わせをしてきました。※宅建、FPも保有
10年以上のお付き合いをさせてもらっているが、変わらずの熱量&ビジネス感も高い方でいつも勉強になる。
不動産業界を改善されていきたいとの理念も持たれている方なので長いお付き合いができたら良いなぁ〜としみじみ思いつつ、いずれエピソードなども紹介したいと思う^_^

さて、FP取得について話しを戻します。
FP3〜2級受験の際、わたしは「暗記」で押し通した記憶があり、まさに試験に合格することが目的となってしまった。

FP1級の勉強に関してはどうだったか?
私は、様々な相談・接客シーンを連想しながら勉強していた。
どういうことか?
その知識をどのような場面でどう使えば良いのか、お客様への伝え方など具体的にイメージしながら覚えていったので、しんどいとも思わずFP1級までやって良かったと心底思っている。

とくに住宅業界は取引額が大きく、住まいの話しということもありお客様も慎重になる。
FP2級→FP1級では、あきらかにお客様からの信頼度も上がり仕事はしやすくなると思う。
FPはお金の勉強→収入アップを目指す=自身の稼ぐチカラにも繋がる(^_^)☆

〜違った角度で考えてみる〜
お金の知識=投資(資産運用)となっている場合は、一度以下の目線に立ってみても良いかもしれません。
・自身は不動産を所有していないが、親や親族が不動産を所有している
・親や親族が会社を経営している
・親や親族が賃貸経営をしている

〜理由〜
資産運用には株式投資をメインとしてNISAや iDeCoなどを中心に学びたいとの理由も多く見受けられます。
偶然、FPを勉強中という2人の若い社員からもそんな話しを聞いていたので、家族構成や事情を聞いてみるとこんな答えが返ってきた。
①親が商売(老舗菓子屋)をしていて兄弟が継ぐ予定だが、まだ先の話し。本社と工場がある。
②実家が代々旅館を経営していたが廃業した。土地建物は残っているが、田舎なので買い手もつかずそのまま親と祖母が住んでいる。

2人とも地方から上京してきており、地元には兄弟がいるので自分は〜という感じだったが、実は不動産や相続・事業承継の問題を密かに抱えている可能性を気づいていない様子。

20代から資産運用について勉強することは良いことだが積み立てられる額や投資のリスクを考えたとき、将来相続する身として不動産活用や相続対策、事業承継などに着目してから自身のライフプランを考えても良いのではないか。
私もそうですが、親に頼らないようにと思いながら生きていてもいずれ回ってくる話しです。

例えば①のケース、私なら代償分割のリスクや生命保険の活用など、相続対策や事業承継について親と確認をしておくかもしれない。
数十年後に入ってくる見込み額が分かれば、積み立てる金額も変わってくるのではないか。
伝え方には気をつける必要があるが、これこそFPを勉強しているから成せる技でないか…なんて思ったりも( ̄∇ ̄)
注)数十年先では、相続税基礎控除額の条件など税制関連は今より厳しくなっているかもしれない。

地道さはとても大事なことだが、若いうちから美味しいものを我慢したり節約生活をすることで、人脈作りに支障をきたすことは得策ではないと個人的には思っている。

話しが飛躍してしまったが、FP1級まで挑戦中の方や取得者からしたら、より不動産&相続、事業承継分野の目線を踏まえて自身のライフプランを考えられるのではないでしょうか。


最後にもう一つエピソードを紹介します!
先日知人(40代後半)との会話からこんな話しを聞きました。
正月実家に帰って商売をしている父親との会話から…実は数十年前に買った土地が数件あってどうしたもんか…と言われ寝耳に水だったと😳
この歳で初めて知ったことと田舎なので売れなさそうと悩んでいたので、相続土地国庫帰属制度について伝えました。

このように、上世代は自宅以外にも土地を購入していたというケースが実は少なくない。
そして、子供達もある程度の年齢や親が亡くなってから知ることもしばしば。
ぜひ、親が元気なうちに相続対策を考えその上で自身の将来設計を立ててみてはいかがでしょうか🎶

不動産、相続、事業承継の分野が苦手という方も、親族関係の状況を自分ごとに捉えることでFP1級取得の近道になるかもしれません。


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