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スタッフ'sキッチンの報告レポート

こんにちは、ケンジです。

今日はミアキスで行った人間関係構築イベントについて紹介したいと思います。この定期イベントでは毎月第二土曜日に担当スタッフが料理を参加者と調理し、対話と通して人間関係を構築していくイベントです。

1. イベント概要

イベント名:ミアキス スタッフ'sキッチン
日時:令和5年4月8日(土) 15:00~16:30
場所:青少年育成プラザMiacis
内容:食べ物を囲んで行う中高生とスタッフの関係性構築アクティビティー
主催者:NPO法人河原部社(Miacis事業の一環)
参加者数:中高生11人 (卒業生ヘルプ3人)

2. イベント開催の目的

  • スタッフと利用者が交流する機会を提供する

  • スタッフと利用者が人間関係を構築する提供する

  • 学校や年齢の垣根を超えた同世代交流を促す


3. イベント開催の背景や想い

今回このイベントを開催した理由はスタッフと利用者である中高生との人間関係を意図的に構築するためです。

人と人との関係性というものは意図があってもなくても日々構築されるものですが、ミアキスでは意図的に中高生と関係性を構築することに力を入れています。意図的に彼らの人生や学校生活に関する質問をしてみることや、話を意図的にしっかりと聞くことで、ミアキスを利用する中高生とスタッフの間で人間関係が生まれます。

中高生とスタッフの間で人間関係が生まれることで、我々大人が彼らの人生に関われる機会が一段と増えます。例えば中高生が相談やアドバイスをを大人に求めやすくなったり、知っている大人の輪が増えてイベントやプログラムの参加のハードルも下がります。

中高生が健全に発達の道を辿るには、彼らを取り巻く大人との人間関係が大変重要であるとミアキスは認識しているため、このように定期的に人間関係を構築できるようなイベントを実施しています。

4. イベント実施内容

料理の調理

中高生がイベントに参加をしたいと思うように & 交流を促すために料理の調理を皆んなで行いました。今回はスタッフのケンジがイベント担当だったので、大学留学でオーストラリアに滞在していたときに頻繁に食べていたアメリカ風テリヤキチキンを作ることに決めました。

中高生にはテーブルの準備、調理量の準備、テリヤキチキンを焼くなどなど、同世代が調理を通して交流できるように、意図的に調理の段階に意図的に中高生を含めました。

交流アクティビティー

事前に用意した質問を使いながら、参加者同士とスタッフと参加者が人間関係を構築できるようなアクティビティーをしました。参加者は隣の席の人とペアになり下記のような質問をインタビュー形式で行いました。

  • 一番幸せな思い出は何?

  • 自分の好きなところ OR 良いところは何?

  • 一番信用しているのは誰? 

  • 最近大変なことはどんなこと?

これらの質問はスタッフが事前に用意した質問で、こういった質問を通して対話を行い、お互いのことを知ることにフォーカスしました。

参加者の中高生は最初はとても緊張していたので、スタッフが見回りをし会話がスムーズに行われるように注意をしました。

またスタッフ自身もこういった質問の問いを答えて、中高生の彼らが我々スタッフのことを知ってもらうように努力しました。

振り返り

イベント後には数人の参加者を集めてフィードバックをもらうため、振り返りに参加をしてもらいました。今回のイベントは定期に行っていく予定をしているため、参加者である中高生の声をイベントに反映して行って、イベントの質をアップデートしていくことが大事だと思っています。

イベントに関する意見や感想は「5. イベント参加者の声」で紹介します。

5. イベント参加者の声

「イベント参加前に比べてスタッフや参加者の人を良く知ることができたと思う」
「テーマや質問があって交流がしやすかったです」
「知らない人のことを知れる良い機会だったと思います」
「既に知っている人とさらに人間関係を深める良い機会でした」
「みんなで一緒に調理したことで良いコミュニケーションが生まれた」

6. イベントを終えて

良かった点

  • 中高生同士や中高生とスタッフの間で質の高い交流や対話が生まれました。

  • イベントを機に施設によく来てくれる子や、スタッフと話す子が増えました。

  • 中高生が知らない参加者と交流を楽しんでいる姿が印象的でした。

  • 結果的にこのイベントは人間関係を深める&広める有意義な機会でした。

改善点

  • 調理時間が少し長すぎた。

  • 話す時間がもう少し長くても良かった。

  • もっと皆んなで協力して調理できる料理だったら尚良かった。

  • 席の位置を工夫して知らない人同士がペアになる方が交流が捗る。

まとめ

今回は定期イベントの第一回目としてスタートしましたが、とてもポジティブなスタートが切れたと思います。事前に用意した質問や席替えをしたことなどが参加者である中高生の交流と対話をできる限りスムーズにすることができたと思います。

次回も今回の反省点を活かしてイベントを企画していこうと思います!


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