これからの会社のあり方

世の中で、日本で何が起きているのか。正直、そんな難しいことはわからない。
ただ言えることは今のままの日本ではいけないことと、今までの会社のカタチでは生き残っていけないということ。最近そんなことをよく考える。今回はこんな会社にしていければ、こんな日本であっても生き残っていけるし、規模を大きくしていけると思うことをまとめたいと思う。
ちなみに私の考えなので絶対にそうなるとは限らないが可能性は高いのではないだろうか。

【社長が一番稼ぐ】
これができているようでできている会社のほうが少ないと思う。特に感じるのは私たち世代の社長というよりも一回りも二回りも上の世代の社長だ。そもそも社長として勝手に始めたのだから社長が一番行動して当たり前だし、社長が全責任を負う必要がある。もちろん景気がいい時も悪い時もだ。
そして親族会社もあまりよくはない。前提として会社をつくったのは社長だが親族ではないケースのほうが多いにもかかわらず社長と同じような待遇になる。社員が許せるわけない。ちなみにだが社長が稼いだ金額分を税金対策で家族に分配するならするでいいとは思う。

【究極の成果給】
役職や年齢で給料が決まらない。新入社員ですら結果を出せば給料に反映されるし、役職がついていても結果を出さなければ給料に反映する仕組みをつくりたい。この仕組みこそが企業のモチベーションを上げ続けると考える。役職が付いたから安泰とか役職をつけるためにがんばるみたいなことは少し非効率のように感じる。
そして社長や役員・上司に給料アップをかけた直談判ができる制度も作りたい。

【インターン制度】
本業以外に特定の色の経験を積むために長期休業するか退職して何かを経験してくる。そのまま独立しても構わないし会社に戻ってきてもいい。会社と個人がフラットな関係でいられるような制度。そしてお互いが頼りあって助け合えるような制度。

【ポジション制度】
各々の得意分野が違うことは世の中でさんざん言われていると思う。しかしこのことを職場が理解していないと考える。私がどうしたいかというと管理が得意な人はマネージャーになりプレイヤーでい続けたい人はプレイヤーとして出世すればいいという考え。日本の企業は【出世=管理職】になってしまうことがいけないと思う。だから得意なところで出世してもらう。プレイヤーだろうがマネージャーだろうが出世していく先の給料は対等にする。

【ファミリー制度】
社員は家族だという古い考えが元になっている。これはどういうものかというと社員同士の家族で交流があればいいというもの。もちろん役職で上下関係をつくりたくないので社員同士がフラットでいることが前提となってしまうが皆が家族のようになれば子守をしながら仕事ができたり、どうしても外せない仕事の時に他の社員がみてくれるみたいなことが可能になるかもしれない。

【福利厚生】
・彼女や嫁・子供の誕生日に〇〇円までだったら経費で落としていい。
・家族孝行プラン 年間〇〇円までであれば外食や旅行を経費で落としていい。

結局、どうしたいかというと会社に関わる全ての人がフラットな関係になるような仕組みつくりができた会社が強いと思う。
会社と個人ですら対等でなければならないと思うし、会社の中に個人がいてはいけなくて個人の後ろに会社があるようなイメージ。
すべての人が対等な会社が必要になる。行動した人としていない人が対等な立場で意見交換することもあまりいい環境ではないと思う。
そして今のままの働き方をしている限りAIには勝てないし、人間にしかできない仕事も生み出せないだろう。

私に関わる人ががんばれる場所をつくりたいとずっと思っている。この「がんばれる場所」の前提には絶対に対等がないと成り立たない。

対等な世の中をつくりたい、まつでした。またね。

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