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「オフィス不要説」に異を唱える

①緊急事態宣言以降、専ら外で飲むのが怖くなってしまった、②昨今、ベンチャー企業を中心にオフィス不要説が叫ばれるようになった。この二点を理由にオフィスの一角をバースペースにしました。まだビンテージ物は入れてませんが、裏鍋島をはじめレアな日本酒はあります(日本酒を縦置きできるセラーもゲットしました)。

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さて話を戻して、オフィス不要説についてですが、コロナ前は私も賛成でした。しかし、コロナを機に今一度オフィスの価値を問い直してみました。結論、❶自宅より快適な作業スペース(会話はチャット)、❷外部企業とのテレカン用会議室(高価な音響設備)、❸ひたすら雑談するスペース(お酒も飲める)、の3つがあれば非常に付加価値が高いという結論に至りつつあります。

さらに、毎日行く必要はない、何時に来るかもどうでもいい、アジェンダが明確な会議は全部チャットにする、緑の豊かな散歩コースが近くにある、という条件があるとなお良しです。オフィス不要説より、会議不要説の方が重要でしょう。社内も社外もリアルで会ったときは、ひたすら雑談していればいいのです。

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つまり、「これまでの働き方(定時出社で社内も社外も会議ばかり)においてオフィス不要説はその通りだが、いつ来てもいい & 雑談仕様にアップデートするとめちゃくちゃ便利」という考え方です。これまでの使い方がイケてなかっただけで、オフィス不要説は現段階ではウソ、という話です。オフィス不要説を唱えると、結局はコミュニケーションの課題にぶつかります。もしかすると、コミュニケーションが一切不要のスーパードライな人たちで集えばうまく行くかもしれませんが…

結果として、これまでのように大きなオフィスを一棟まるごと借りる必要はなくなるのは事実でしょう。例えば、社員の3分の1程度が収まるスペース(週1-2くらい出社してもいいし、全く来なくてもいい)があれば十分な気がします。作業スペースは私語禁止で予約制のフリーアドレスでいいでしょう。オフィス不要説を唱える人は、VRやWEBサービスを駆使して「過去のオフィス環境の再現」に必死のようですが、今の技術では限界があると思います(念のため、デスストのカイラル通信ができれば不要になると思います)。

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