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ホテルにあるサイズの1ドア冷蔵庫で暮らしてみた

一人暮らしを始めて半年、「1ドア式冷蔵庫」で生活しています。

こんなのです。

ホテルや旅館の部屋にある冷蔵庫と同じサイズです。有料の飲み物が詰まってて、「飲もうかな~!どうしようかな~!」って思うけど、結局買わないあれと同じような冷蔵庫です。

僕の契約しているワンルームマンションではこれが備え付けで置いてありました。「果たしてこの冷蔵庫で生活できるのか・・?」と葛藤しながらの契約でしたが、僕個人としてはこの冷蔵庫でこれからも生きて行けそうです。

ただ、このタイプの冷蔵庫、意外と情報が少ないのです。これをメインで使っている人口が少なすぎるのでしょう。なので今回は1ドア式冷蔵庫に関する悩み・利点・ライフハックをまとめてみます。

1ドア式冷蔵庫にまつわる悩み

悩みを使用前と使用開始後の疑問に分けてみました。1ドア式冷蔵庫はワンダーランド・疑問の楽園ですが、今は安心して使っています。

使用前の疑問

・どれくらいの量の食べ物が入るのかわからない!
・冷凍スペースはあるのか?

使用開始後の疑問

・霜がめちゃくちゃ張るんだが。。
・うまく閉まらないんだが…。
・油断すると食べ物が凍るんだが?

これらの悩みを意識して、1ドア式冷蔵庫の使い勝手についてみていきましょう~。

実際どのくらい入るのか?

最も重要な疑問が、どれだけ中身が入るのかということです。というわけでさっそく冷蔵庫オープン!!

メインの収納は2段式になっているほか、冷凍スペースがあります。ドア側には飲み物を入れるためのスペースが。中身を一覧に書き出してみたので参考にしてください。

メイン—下の段

みそ、ヨーグルト、ジャム×2、栄養ドリンク

メイン—上の段

ケチャップ、マヨネーズ、チューブ×3、ドレッシング、豆腐、キムチ、チーズ、めんつゆ

冷凍スペース

切ったニンニク(なんか緑になってきたのでそろそろ捨てたい)、保冷剤

ドア裏

麦茶、牛乳、コーヒー、ウスターソース

という感じです。このくらいの量が平均的かもしれません。もっと入れることも可能ですが、ある段階でドアが閉まらなくなるので注意です。

使いこなすコツ

さて、この冷蔵庫とよい関係を築くためのコツをお教えします。実際に使った人にしかわからない、かなりリアルな情報です。同士にはあるあるネタとして読んでほしいです。

冷凍スペースの使い方

1ドア式冷蔵庫は冷蔵しかできないと思っていたのですが、右上に冷凍スペースがありました。もしかするとメーカーによって変わるかもしれませんが…。ともかく、重要なのは「量」と「強さ」ですよね。

まず量ですが、「横15×縦15×高さ6cmのタッパーが一つ入る」を目安に考えてください。また、奥行きは「縦8マスの製氷皿が一つ入る」を目安にすると良いです。

つまり、用途としては「製氷皿で氷をつくる」~「ご飯をタッパーに入れて凍らせる」が可能ということです。当初思っていたより万能だなという印象でした。

次に強さですが、これは設定次第で変わってきそうです。冷蔵庫の左上につまみがあって、そこで冷やす強さを変えられます。僕はいつも「6」で使っているのですが、このパワーなら確実に氷が出来ます。でも「3」くらいだと、うまく氷が出来ませんでした。

「じゃあ強さ常にMAXでいいのでは?」と考えるかもしれませんが、強さMAXだと冷蔵スペースも冷えすぎて食べ物がすべてフローズンします。僕はこれでケチャップを凍らせました。

霜が張ってきて悩んでいるあなたへ

さて、この冷凍スペースで厄介なのは、「霜」の存在です。日増しに霜は膨らんでいき、最初はどうしたものかと思っていました。

半年使ってみての結論ですが、これ取らなくていいです。特に困ることがなかったので。あくまで個人の見解なのでそこはご了承いただきたいですが、僕としては霜取りの手間に勝るデメリットを感じられなかったので、放置しています。(何か問題をご存知の方、もしいたら教えてください。。)

上手く閉まらないとき

上手く閉まらない時はモノの入れすぎです。一般的な冷蔵庫と違って扉が閉まっていない警告音も鳴らないので、ドアが半開きになるのは死活問題。ではどのような工夫をすればよいのでしょうか?

そのためには閉まらないポイントをおさえましょう。僕は主に2点あると考えています。

1.ドアポケットの仕切りバー

ドア裏の牛乳とかを支えている仕切りバーですが、これが下の段にある物と干渉することで扉が閉まらないことがあります。下の段の限界は「ヨーグルト」だと思えばおおむね大丈夫です。(ちなみに味噌はヨーグルトより大きいですが、奥に凹んでいる一番広いスペースに入れています。)

なので、下の段は適量で済ませましょう。

2.上の段に寝かせた飲み物

今は上の段には大きなものは入れていませんが、実は2Lの飲み物を横向きに寝かせて入れることが可能です。意外と収納力があるのです。

ただ、イケると思って油断すると扉が閉まっていないことがあります。これは、上の段の飲み物がドア裏の飲み物と干渉しているときに起こります。

これを回避するには、ドア裏にしまうもののうち、1つを背丈の低いものにするという解決策があります。僕はウスターソースを左から2番目に入れて、寝かせた飲み物の蓋がウスターソースの上にくるイメージで使っています。

図にするとこうです。

意図せずに凍らせてしまう

強さを「6」で使っていると先述しましたが、「6」は実は凍らせたくないものまで凍らせてしまう可能性があります。こないだ袋もやしを入れていたら中に霜が張ってました。

この辺りは妥協して使うポイントだと思います。(霜取りをしてないことが原因かもしれませんが。)どうせ加熱調理するものだったら多少凍っててもさして問題になりませんし、僕としては冷えたビールを飲むことのほうが重要なので、無視して使っています。

どれだけ中身を冷やしたいか、何かちゃんと凍らせたいものはあるか、逆に意図せず凍らせたくないものはあるか、このあたりのバランスを見ながら、強さを決めていきましょう。(1ドアのプロかよ。)

素敵な付き合い方

いろいろと困りごとがある1ドア式冷蔵庫ですが、うまく付き合っていくライフハックをご紹介します。

・必要以上に買わない:
中身を少なく保つことが1ドアと長く付き合う秘訣です。これは不要な買いだめも防げるので、節約につながるかもですね。

・冷凍食品は買ってすぐ使う:
冷凍チャーハンとかを保存する能力はおそらくないので、買って帰ったらすぐ食べちゃいましょう。

・冷やさなくていい食べ物をストックする:
果物や野菜を買っておくときは、冷蔵庫に入れる必要がない食材を選ぶと吉です。玉ねぎやジャガイモなどの根菜類や、果物だったらみかんやバナナがお勧め。

・容器を詰め替える:
買ったままのパッケージより、タッパーなどに詰め替えたほうが収納性が高まる場合があるので、100均で買って適宜移し替えましょう。

1ドアのいいところ

最後に、1ドア式冷蔵庫のいいところをまとめていきましょう。

・省スペース:
キッチン下にあるのもあって、場所を取りません。

・省電力:
大きい冷蔵庫よりは電力消費は少ないはず。

・安い:
値段自体が安いです。僕は備え付けなので0円。

・在庫削減:
無用な買いだめを防げます。

・期待以上のバリュー:
期待値が低いので「意外といけるやん!」となります。結果愛着がわく。

そんな1ドア式冷蔵庫と、これからも仲良く付き合っていきたいと思います。お読みいただきありがとうございました!

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