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バッグが肩から落ちる人

加齢とともに肩の位置も前方に出てくる人は少なくないと思います。なで肩気味になり、それまで歩いても、ちゃんと吊り下げた肩に収まっていたバックが、加齢とともに落ちやすくなるという人は多いようです。そんな人はあらためて自分の姿勢を見直す必要があるようです。

肩が内側に巻いている

それまで肩のバッグが落ちたことがないのに、最近はバックがずり落ちると思う人は、肩が内側に巻いていることを意識したほうがよさそうです。加齢とともに姿勢が悪くなる人が多くなります。

鎖骨がズレている

肩が巻いているというのは、鎖骨の位置もズレていることを意味しています。骨のズレはたいていほとんど自覚なくズレていきますが、鎖骨のような皮膚に近い骨も気づかないうちにズレていきます。

姿勢の悪化が老いと病を促す

その現実を見ると、病気の治療にあたることとヘルスリテラシーは別の次元で考えてみることも必要であるように思います。老いと生活習慣病は密接に繋がっています。

姿勢を良くする

遠目に見て姿勢が年齢を著すことは知られていますが、いざ修正しようと実際に試みる人は然程多くなさそうです。まして女性は男性に比べて筋肉がつきにくいという性差はあるものの、しっかりと動かすことで筋肉を維持したり、鍛えたりできます。出きれば全部位の運動をして、深層筋を緩める方が姿勢も早く整うようです。

老いを感じにくくする効果

姿勢を良くすることは、時間もかかりますが老いによる疲れを感じにくくなる効果があります。人間のからだは二本足で立つようになって、腰痛などもそのせいだと指摘されることもありますが、わたしの経験として慢性的な腰痛から解放されて見ると若い頃は体の柔軟性に乏しかったことを反省しています。

加齢によって疲れを感じやすくなると、何かと不都合が生じやすくなります。老いも強く感じるようになって、気力や精神にも影響を与え、全ての活動を鈍くします。そんな老後を迎えたくないという気持ちがあっても、それを避ける方法は自分で見つけるしかありません。予防医学などともいわれますが、医師でも生活習慣病で早く亡くなる人も数多く見てきました。

日常の仕草・動作の違和感から「老い」を捉え直す

人のことはよく捉えることができても、自分の老いは自覚できるまでに案外時間がかかります。自分が気づいてから対処すると時間も随分かかります。自分では若いつもりでも、傍目に見ると随分と若さがなくなっていることに気づいています。

その気づきのひとつが、肩からバッグが落ちるようになることが挙げられます。その他にも、老いを考える症状は随所に出ています。歩く速度、階段の降り方、手の上げ下げの可動域など沢山あります。日常の仕草・動作に制約や違和感を感じ始めている人は、けして少なくないはずです。その違和感を「老い」と捉え直して、早くから対処したいものです。

宜しければ、サポートお願いします。「生活習慣病は、自分でしか治せない」と考えています。運動と食事での貴職の生活習慣病の治癒体験を教えて頂ければ幸いです。また、わたしの考え方の不足な点があれば、ご遠慮なくご指摘頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。